TERMINATER2-P組み立て記(1)

先日予告した、ASUSのTERMINATER2-P組み立て記である。
あえて書くほどのことでもないが、この手のマシンを組む人にもしかしたら部分的に参考になるかもしれないので、記憶にあるうちにまとめておく。

まず前提に、コンパクトな高性能マシンという要請があった。
高性能とは、CPU性能、グラフィック性能を高めることをいう。
目的は、オンラインゲーム、それも最近の重いものをスムーズに動かすことである。

最近のオンラインゲームは本当に重い。FFしかり、UOしかり、である。今回の目的は、Master of Epic騒動で書いたMOEを動かすことにある。いやはや重そうだ。

まずコンパクトということで、ベアボーンをベースに組み立てることを考える。

ベアボーンとは、ケース、電源、マザーボードといった基本パーツがあらかじめパッケージされているものをいう。そこに、CPUやメモリ、ストレージを自分の予算や好みで加えていく。メーカーによってカスタム仕様となっており、グラフィックやサウンド、コネクタ類で差別化したり、デザインに凝ったりするようである。

ベアボーンといってもそんなに数があるわけではない。
どういうわけか私は昔からASUSのマザーボードを使い続けてきたので、今回もASUSのものから選ぶことにした。
なんでASUSなのかと聞かれても困るが、最初の男(女)を忘れられないのと同じ心理だろう。
今さら、AOpenとかMSIやらに浮気はできないのである。

ASUSのサイトを見ると、ムム、あまりラインナップはないのだな。
見てくれが派手なS-presso。う~ん、ちょっと目的が違うな。
スマートなPundit。基本グラフィック性能は高そう。しかし、AGPスロットがないのは困る。
残るは、TERMINATER2シリーズである。ちょっとずんぐりむっくりした筐体だが、デザインもいいし、場所もとらなそうだ。
スペックを検討してみる。

このシリーズは、PrescottコアのPentium4に対応し、8xAGPスロットとPCIスロットを備え、USBポートも複数持ち、S/PDIFポートを標準で備える。
標準的なインタフェースはオンボードで持つので、拡張性はこれで十分と言えそうだ。
PとRのふたつのラインナップがある。どこが違うのか?
Pは、CDプレーヤやFMラジオなどの機能を標準で備えて、簡易オーディオ機器としての用途も意識しているようだ。また、マルチカードリーダを備える。さらに、Serial ATAのコネクタを標準装備する点も見逃せない(ただし3.5インチHDD用のスペースは1個しかない)。

Rの方は、オンボードグラフィックがATIのRADEON9100IGPであるので、一昔前のVGAカードに匹敵するグラフィック性能を持っている。これが最大の買いだろう。Pは、ごく普通の865Gベースである。
ではあるが、9600, 9800といったものにはとうてい及ばない。
要求が、「高いグラフィック性能」ということなので、9100IGPの搭載は意味をなさない。
すると、Pにすればいいか?

店頭の価格では、Rが異様に安い。
Pより3,000円以上も安い。
P独自のほとんどの仕様は、「強力なグラフィック」や「強力なCPU」には関係ないものなので、安い方を選ぼうとすれば、Rにすればいい。
9100IGPは、使わずに殺してしまえばいい(かわいそうだが)。
だが、よくスペックを比較すると、双方ともPrescottコアのPentium4に対応しているが、搭載できるメモリがPではPC3200/PC2700が可能、RはPC2700のみであった。
購入しようというメモリがPC3200スペックなので、この性能を生かそうとすればPの方がよいということになる。
こういうことが案外と決断に有効になる。

AudioDJとかいう一見余計な機能と、ライトブルーの汚れが目立ちそうなフロントパネルはどうかと思ったが、根がミーハーであるせいか、こういう機能にも弱いのである。
グレーのRがいいというユーザの意見を無視し、メモリのことも考慮し、Pを選択する。
奇しくも、最後の一台であった。

IMG_0687.JPG 外箱。
IMG_0689.JPG 斜めから。
IMG_0691.JPG 正面。
IMG_0692.JPG 背面。中央にあるRCAコネクタには、FMラジオのアンテナを繋ぐ。

続く。

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