がんばれジャスト!

ジャストシステムが松下電器産業の保有する特許を侵害したとかで、高裁にて敗訴したらしい。仮処分の内容は、一太郎バージョン7以降に出荷された一太郎、花子の出荷停止と在庫の処分らしい。一太郎V2からのユーザであり、ATOKを使い続ける私としては無視することができない。どういうことなのだろうか?

侵害した特許の内容が、特許文にありがちな難解な回りくどいものなので、正直なところはよくわからないのである。いろいろなニュース記事をまとめれば、松下の特許とは、たとえばWordなどの「?」ボタンを押し、マウスカーソルがハテナ付きの状態になった時点で別のボタンを押すと、そのボタンの機能がバルーンヘルプで表示されると言うことだろうか?

だが、争点はそういうことではないらしく、最初にアクションを起こす「?」ボタンがアイコンかそうでないか、ということらしい。アイコンであれば特許に抵触し、アイコンでなければ特許に抵触しない。何だかおかしな話だが、それ以前に、「?」ボタン→別のボタンを押す→バルーンヘルプを表示、というアクションと、1989年に申請した特許の内容を結びつけるには無理がないか?

また、WordやExcelなどのMicrosoft製品、Windowsそのものとの関連はないのか?

今回の判決の是非を探るには、もっと知らなければならないことはたくさんあるが、とりあえずこれだけは言っておこう!

「がんばれ、ジャスト!」

コメント

  1. 松下vsジャストの不毛な争い

    松下グループ下の会社で働く自分にとって,この話題は少し贔屓目になってしまうのです