あなたはどっち?

友人、同僚、誰でもいいので、女性と一緒に昼食でも食べにいったと思って下さい。で、ふつうにランチを頼みました。特に指定もせず、いくつかあるうちのひとつを選びました。しばらくすると、皿に盛られたご飯、別の皿に盛られたメインディッシュとサラダなどが出てきます。「いただきます」と食べ始めますが、私がすべて食べ終わった頃、彼女の皿を見ると、ご飯が半分ほど残っています。野菜や肉などは、もうありません。いつも、この調子でご飯を残してしまいます。毎回なので、さすがに、「残すなら、最初からご飯を半分にしてもらえば?」と言いました。さて、彼女の答えは?

「半分にしても、払うお金は変わらないんだし、だったら減らしたら損。」う~ん、でもさ、残したらもったいないよ?捨てられちゃうんだし?「じゃ、半分にしてもいいけど、あなた、その分私にくれる?」そんなことしないでしょ、ふつう。何で、私があなたに言われないお金を払わなくちゃいけないの?「だったら普通に頼む。金額は変わらないのに、減らして、なんて頼む方が変。」じゃ、そのご飯、もったいないと思わない?「だってしようがない。私は食べられないし、安くもならない。私のせいじゃない。」さて、どうしましょうか?最善の答えは?

  1. お店に言い聞かせて、ライス半分なら割り引かせる。
  2. 残すのがわかってるなら、最初から相手の男に半分あげる。
  3. それでもはやり、残す方を選ぶ。

同じような話は、失業保険でも聞きます。ある勤め先を辞めた女性が(女性ばかりで申し訳ない)、どうせ辞めるなら、ぎりぎりまで失業給付を受けて、それから就職した方がいい。との賜ってました。今の制度では、就職活動をせずに失業給付を受けることはできないのですが、逆を言えば就職活動を続けている限りは、失業給付を受けることができるわけです。彼女曰く、「せっかく失業保険の掛け金を払っているのだから、もらうときにもらわにゃ損でしょ。」と、ダミーの就職活動を行い、その間は失業給付と貯金で暮らすということをしておりました。これは、失業給付の趣旨とは違うと思った私は、さすがに、「失業保険を積み立てのように思うのはよくないのでは?」と言いました。さて、彼女の答えは?

コメント