神奈川県立自然保護センター(070909(1))

秋の気配を感じ始めているということで、定番の神奈川県立自然保護センターに行ってきた。今回も、そこで見つけた生き物を紹介したいが、わずか2時間ほどいただけの割には少々量が多いので小分けにしていきたい。今回は、昆虫編である。

最初は、ここでは初めて見たヤマトタマムシ、いわゆるタマムシである。相変わらずきれいな虫である。ある本では、森の宝物と書かれていたが、納得できる。

Yamatotamamushi_01 施設苗畑付近にて。

ミヤマアカネ。ふだんは水辺の低木に留まったりしているのだが、今回は石畳の上を行ったり来たりしていた。しかも、写真のように尾を立てて留まるポーズ。これはどういう意味なのだろうか。

Miyamaakane_04 施設本館前にて。

セスジツユムシ。よく見ると片足がない。誰かが足を持って捕まえようとしたか、他の動物にやられたか。

Sesujitsuyumushi_01 根っこの広場付近にて。

これは珍しくも何ともないマメコガネ。いろんな草を食べ荒らすのだが、よく雄と雌がおんぶした格好になっているのを見かける。

Mamekogane_02 根っこの広場付近にて。

これもここでは珍しくないオオシオカラトンボ。6月から出始めて9月頃までいることになる。ただし、9月ともなれば残っているのは雄ばかりだ。

Ooshiokaratonbo_06 湿性植物園にて。

こちらはシオカラトンボ。ツーショットである。こちらも、雄ばかりが残っている。

Shiokaratonbo_04 湿性植物園にて。

トンボが続く。ハグロトンボで、これもここではおなじみのトンボだ。ひらひらと蝶のように飛ぶ。

Hagurotonbo_05 たたら沢、水鳥の池付近にて。

さらにトンボが続く。ウスバキトンボで、これもここではおなじみだ。

Usubaki_tonbo_02 樹木見本園にて。

キマダラセセリ。羽を広げると濃い黄色が目立つので、イチモンジセセリなどと区別できる。

Kimadaraseseri_01 椿園わきの苗畑にて。

オオカマキリ。今年はカマキリ見ないね~などと言っていたら出くわした。戦闘意欲満々であった。

Ookamakiri_02 施設疾病舎付近にて。

クルマバッタである。脅かして飛ばせると、羽の模様でわかる。

Kurumabatta_02 椿園わきの苗畑にて。

ツクツクホウシ。こういうところのセミは敏感で、近づくとすぐに逃げてしまう。ふだんの音量が関係しているようだ。

Tsukutsukihoshi_07 年輪資料館にて。

大型のバッタ、ショウリョウバッタである。緑バージョン、茶色バージョンなどあるが、これはハイブリッドタイプだ。なかなかどうして立派である。

Shoryo_batta_08 研究棟前にて。

ケシの花の蜜を吸うヒメアカタテハ。けっこう素早いが、ちょうど目の前に来たところを撮らせてもらった。

Himeakatateha_03 竹見本園付近にて。

トンボに戻る。ヤマサナエである。珍しいものを見てしまったな、という感じだ。

Yamasanae_01 竹見本園付近にて。

よく見たら、まだ写真があったので次回にパート2を行ってみる。

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