iPod nanoが売れる理由ですか?

リンク: iPod nanoを買う理由 – 日経トレンディネット

iPodが売れる理由か、そんなことはまじめに考えたことはなかったが、いわれてみれば気になるものである。個人的には、PC側のアプリケーションであるiTunesの出来がいい、ということは大きい(逆に、iPod自身のデザインなどは気にしていない)。以前、ソニーのプレーヤーを使っていて、SonicStageのあまりの出来の悪さに辟易した思いがある。当時のiTunesでも基本機能はでjきあがっていた状態であったので、比べるまでもないと心の中で思っていた。

この記事を読んでなるほどと思うのは、touchとnanoの違いとして、クリックパッドの有無を挙げていたが、なるほど同感である。私自身も、何でもソフトウェア的に設定を要求されるより、スイッチを単純に切り替えるなどの物理的アクションを好む方である。

たとえば、私の車にはメーカー純正のカーナビゲーションシステムが載っているが、実はこれはオーディオシステムと一体化しており、カーナビ画面を使ってオーディオの設定なども行うようになっている。音量や頭出しはステアリングに装着されたスイッチで簡単に行えるが、音質の調整、バランスの調整、シャッフルの有無などはカーナビのメニューからたどっていく必要があり、非常に煩わしいと感じた。こんなもん、つまみ一個、スイッチ一発で切り替えられた方が便利だ。

そういう意味で、わたしはclassicやnanoに勝るshuffleの利点として、ランダム再生切り替えスイッチ、電源スイッチが「明示的に」付いている点を挙げようと思う。液晶がない、グループ再生がないなど貧弱なマシンではあるが、シンプルならではの良さもあると感じる。もちろん、一台目、二台目という役割分担もあるだろうが、シンプルな操作性の有無は、これから重要視されると思う。

ちなみに、iPhoneやtouchは、スマートフォンが好きな人とか、こういうガジェットをいじくり回す人に受けていくだろう。私には、こういう中途半端なものはどうしてもなじまないのだが。

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