虫歯治療大詰め!(3)

相変わらず不安定な天候が続く。こんな中、律儀に虫歯の治療に通う私は何なのだろうか?という気持ちも芽生えはじめている今日この頃、皆さん、お元気ですか~(井上陽水調)。

今朝、駅に向かうと、目の前にでっかい「政権交代!」という幟を発見。最近、このフレーズには無条件に拒絶反応が出るので(バカ丸出しだし)、素通りしようとしたら強引にビラを押しつけてくるし、受け取らないことがそもそも悪というような発想は、いかがなもんかなぁ、と思った次第であった。自分たちは絶対の善、それに従わないのは絶対の悪、という発想は、全体主義そのものなのだろうが。

しまった、まったく関係ない話をしてしまった。何の話でしたっけ?そう、虫歯治療の話でした。

今日もいってきましたぜ、虫歯治療。前回、「型を取る」というところで終わったが、案の定、今回は型どりであった。そもそも何のために型を取るのか?といった説明がまったくないのでわからなかったのだが、その説明は最後の段階で聞くことができた。ごく当たり前のように交わされる「型どり」という会話、虫歯治療の正解では普通なのだろうか?

今回は、前回と同じ曜日、同じ時刻に赴いたのだが、混み具合が違っていて、少し待たされるような感じであった。う~む、同じ条件下でここまで違うか?と思うのだが、すぐに呼ばれたので、診療台に向かった。

いきなり、下側の型を取ります、ときた。以前、別の医院で、継ぎ歯の治療を行った際に口の中にはめられた、粘土だか何だかよくわからないものを口に放り込まれ、しばらく固まるまで待てと言われる。目の前のモニタに流れるカニの大行進やホッキョクグマの授乳シーンとかを眺めながら固まるまで待つ。

固まれば、すぽっと外される。ちなみにここまでは歯科助手の仕事のようで、ようやく先生登場。「どうでしたか?」って「どうもないです」というあまり中身のない会話をしたあと、やっぱり詰め物を外す作業を始めるという。今回は麻酔なしだ。まぁ、神経は根こそぎ取られてしまっているので、もう麻酔なしで問題ないのだろう。案の定、ドリルで削られても、痛み一つ感じないのであった。果たしてこれでいいのだろうか…。

詰め物を外し、削ること長い間。今回は、穴の形状を整えているように見えた。それはそのとおりで、削ったあとに、今度は上部分の型を取るとか。なぜ型を取るのか?型を取ったあとの説明によれば、詰める部分に合わせた型を作り、三層構造?で穴を埋めていくということだそうだ、私にはそれ以上のことはわからなかったが、要は詰めるためにも方が必要らしい。最初、被せものとかするのかと思ったが、そうでもないらしい。何だかよくわからない。

で、型どりをしたあと、いつもどおり穴にフタをして、治療終了。この間、30分。いつもは1時間ほどなので、異様に早い。麻酔もないので、快適だ。だが、このボンド臭い詰め物には、数時間は辟易する。

次回は、いよいよ最終的な詰め物をしていくわけだが、それ以降の治療について念入りに聞かれる。今回治療している母上の奥歯で、下の奥歯はけっこう虫喰いなのである。なので、抜けている部分を何とかしようというワケなのだが、インプラント治療を売り込みたいのが見え見えなのである。次回までに、いろいろなプランニングと見積もりを用意しておくということだ…。

というわけで、次回は最終的な処置と、今後の治療のためのプランニングという話だ。まぁ、インプラントを埋めるために周辺の歯の矯正、とまでなったらやめるつもりだが。はたしてどうなるのか。

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