市民の森巡り(番外編)―横浜自然観察の森(5)

去る7月26日に赴いた、「横浜自然観察の森」での一連の記事の続きである。今回は、4つあるコースのうち、「タンポポの道」を歩いてみることにした。

ここがスタート地点だ。すべての道のスタートであることを表す「0」が付いている。

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脇を見上げると「アケビ」の実が。まだ青いが、秋になればぱっくりと裂けて食べ頃になるのだろう。だが、勝手にとって食べてはいけない。

Akebi_01

薄暗いヤブの中に、「サトキマダラヒカゲ」を発見。

Satokimadarahikage_04

最初の分岐。「タンポポの道」では、左方向に進む。

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「キンミズヒキ」と「ノアザミ」。ミズヒキというには大きな花を咲かせる。

Kinmizuhiki_02

「クズ」の花。夏の道ばたがよく似合う。

Kuzu_04

「ウグイスの道」の終点を曲がると、これがタンポポ?というような緑深い道に入っていく。

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4つの道は、このようにかなり重なっている。お好みのコースを歩け、というわけだ。

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地面で吸水する「ヒカゲチョウ」。

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「ヤマノタムラソウ」を発見。「アキノタムラソウ」より花が大きく、色も濃い。雄しべもはっきり出っ張っている。

追補:「ヤマノタムラソウ」という種は存在せず、「ナツノタムラソウ」というそうです。

Yamanotamurasou_01

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またも「キンミズヒキ」。

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今年は、長い間鳴いている「ニイニイゼミ」。その大きさと模様で、木に留まってしまうと見つけにくいセミ。

Niiniizemi_08

次は、「アキアカネの丘」にまで進んでみる。

コメント

  1. 野の花 より:

    キンミズヒキが綺麗ですね。本当に小さな、見逃してしまいそうな花に、なおさんの写真は光を当てていますね。可憐で素朴でいい感じです。アキアカネの丘、どんな所でしょうか。アキアカネにも逢えるでしょうか。

  2. なおさん より:

    野の花さん、
    アキアカネには、ちょっと早いようです。でも、人気のない森や原っぱに、花や虫はそれぞれの生を主張しています。そんなのを、少しでも捕らえられたら、と思ってうろついています。