虫歯治療ほぼ終了!

すっかり更新を忘れていた、このネタだが、ようやくひととおりの治療を終えるに至った。序盤の「痛い!」「怖い!」に比べると、終盤は安穏としたものなので、読む方も面白くないと考えて、適当に端折ってみる。

根管を3本もほじくったせいで、穴が大きくなってしまった。このため、詰めるもの(インレーとかいうらしい)にはそれなりのものを選ぶ必要があるという。保険適用なら金属製のもの、自費なら非金属のものを選べるという。金属製の場合、硬度が高いので薄くなった歯や周囲の歯にダメージを与える可能性が高いという。非金属なら、歯へのダメージを下げられるという。医師なら、当然自費の方を勧めてくるだろう。なので、ここは考えどころなのだが、

  • 以前、金属を詰めた奥歯は砕けて結局ぼろぼろになった。
  • 前歯で継いだ歯はセラミックによる自費治療だったが予後は良好である。

ということで、出費は痛いが自費治療の方を選ぶことにした。

詰めたのは、ハイブリッドレジン?というもので、ちょっと調べたらハイブリッドセラミックともいうらしい。名前を聞いたら「アートグラス」というもので、まぁ、ほかにもいろいろあるらしい。値段も相応だが、この歯科医院ではほぼ相場の値段でやってくれたようだ。

セラミックレジンの場合、硬度のバランスがよいらしいので周囲の歯を痛めにくいが、その替わりすり減るということも考慮しなければならないようだ。奥歯なので、変色などは気にしないが、処置後の歯を鏡で見せてもらったが、違和感なく周囲になじんでいるので、思いの外うまくいったということだろう。

なぜか今回、歯の掃除も丁寧にやってくれた。変色なども落としてくれて、だいぶスッキリである。次回、詰め物の様子をチェックして、ついでに掃除もやって、それで終わりということだ。意外なのは、抜けた歯のあとの処置についてあまりしつこくいってこないことで、気持ちがあれば相談してみて下さい、程度の話になった。まぁ、また保険適用か自費治療の選択になるのは目に見えているので、あまり考えたくもない話である。

ということで、次回の記事で今回の治療記を締めくくりたい。

コメント

  1. kana より:

    形成さえ失敗しなければ、「金属」が一番硬度が強くいい素材なのですが。(今回、夫にこの記事読んでもらったw)ただ、審美的にまぁ金属はさえない感じになる(オサレではない)ので、今時の人は見た目を気にするからまぁ、いろいろあるだろうけど。
    一番強いのは金属、次はセラミック、ハイブリッド(アートグラス・・おおざっぱにいえば)は・・・中途半端ということでした。
    >金属製の場合、硬度が高いので薄くなった歯や周囲の歯にダメージを与える可能性が高いという。非金属なら、歯へのダメージを下げられるという。医師なら、当然自費の方を勧めてくるだろう
    というのは、どうかな、と。

  2. なおさん より:

    kanaさん、
    周囲がすべて歯科医!(でしたっけ)のkanaさんからどんな突っ込みが来るかと戦々恐々でしたが、ご主人に読まれましたか。
    素人的にも、金属、セラミック、ハイブリッドの順、というのは理解できるのですが、適材適所なのかな、と思った次第です。
    見た目という点は、奥歯でもあるので、ほとんど気にしないと伝えたのですが、強度と周囲への影響のバランスを考慮したということでした。