Windows 7の環境整備―アンチウィルスソフトを入れる

ここまで回を重ねてきて気付いたのだが、「アンチウィルスソフト」を入れていない!これはゆゆしきことである。セキュリティの脅威が日々増している現在、この手のソフトウェアを入れていないのは、犯罪にも等しい(古いMac OSなど、すでに相手にされていない場合を除く)。なので、さっそくインストールと行かなければならない。

Vista時代に使っていたのは、ソースネクストの「ウィルスセキュリティゼロ」である。これは、OSのサポート期間中の更新料が0円というのがウリのアンチウィルスソフトだ。だが何と、「Windows 7」には対応していない(とのことだ)。対応版にアップグレードしろ、今なら優待価格で、と何度も出てくるのだが、いざアップグレードしようとすると、3ライセンス版のものに案内される。私は1ライセンスで十分なので、これだと割高になる。面倒なので、放っておいた。

だが、「7」を使っている今こそ、何か入手して入れなければならない。もちろん、ソースネクストから1ライセンス版を新たに入手してインストールするという方法もあるが、ここはひとつ、無料のアンチウィルスソリューションを試すことにした。

マイクロソフトの「Microsoft Security Essentials」である。無料のこのソフトウェアをインストールすると、アンチウィルス、スパイウェア対策、マルウェア対策が可能になる。ファイアウォールなど市販のソフトウェアに含まれているような機能こそないが、これこそWindows 7が標準で持っている機能でもあるし、重複してしまうので不要である。

物は試しと、さっそく入れてみた。インストールは非常に簡単である。

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インストールして起動すると、すぐに最新版に更新され、ファイルシステムのスキャンが開始される。スキャンしてわかったが、非常に軽く作られているようだ。これならば、動作が重くなるということも、さほどあるまい。

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「無料」であるのが最大の魅力のこの製品、果たして実力のほどはどうなのか?何か特筆すべきことが起きたら、書いてみたいと思う。

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