たまにはビビッドな感覚を。

今日は仕事の関係で、大手町に行ってきました。それとこの写真で、どこに行ってきたかわかる人は「通」です。

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何の用事で行ったかは仕事関係なのでここでは詳しく書けませんが、今手掛けている本のプロモーションで、関係者が集まっての座談会といった感じでしょうか(書いているじゃん)。そこに担当編集者としてオブザーバー参加しましたが、普段とは違った感覚に、ただ聞き入っているという感じでしたね。

人と人を結ぶものにはいろいろありますが、ルールや上下関係といった社会的な縛りで結ばれるというのは一見強固で揺るぎないように見えますが、ルールが変わったり価値観が変われば簡単に崩れてしまうものと言えます。これとは別に、信頼や憧憬といった精神的なもので結ばれるというのは、一見柔で脆い関係に見えますが、簡単には切れたり崩れたりしない、そんなことを考えた日でもありました。

後者のような関係を持つには、いかに自分の考えや意見を持つかということも大事ですが、それを尊重するというもう一方の働きがあってこそ、成り立つというものです。たとえ自ら確固たる考えを持って行動しようとしても、周囲がそれを尊重しない場合、ただ闘うだけの毎日になってしまいます。闘うために生きているわけではありません。真の目的を達成する前に、疲れてしまうといったことも起きるでしょう。

話がとりとめなくなりましたが、普段の人間関係にどっぷりと浸かっていると見えなくなってしまうもの、感じられなくなっているもの、そんなものを取り返すためには、自分を積極的に非日常に置くということも重要ではと思い直しました。奇しくも、今月はいろいろな行事が目白押し。これ幸いに、新しい感覚を取り戻したい、取り入れたいと思った一日でした。

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