定期検診で変化をチェック!

「健康」カテゴリで記事を書くのも久しぶりですが、今週のある日、勤務先の定期検診に早朝から出向きました。現地に8時半過ぎに着けばいいという感じですが(なぜに成人検診は早朝なのか?年寄りが多いからか?謎)、田園都市線の殺人的なラッシュを避けるためと、早く受け付けてもらえば「早い分の二乗」くらいのスピードで終了することから、8時前の着を目指して7時前には家を出ました。

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ここの検診のシステムを簡単に書きますと、1)行く日時は事前に決まっている、2)当日の受付は先着順、3)受付の早いほうが基本的に早く終わる、という感じです。3)を詳しく書きますと、受付順に番号が振られますが、効率よく検診項目をこなすために、ブロックごと(たとえば1番から5番、といった感じ)に異なる検診科目に割り振り、あとは終わったところから次の科目に振っていく、という感じでできるだけアイドルタイムをなくす、というシステムになっています。

こう考えると、理論的には「一斉に始まって」「一斉に終わる」ということが可能に見えますが、なぜか「受付の早かった人=番号の若い人」が早く終わるのです。これを一度数学的に証明してみたい気もしますが、番号が若いと、早い段階で行き先が決まるので、その時間差が徐々に増幅されて、最終的には大きな時間の差になって現れる、という気がしています(そんな大げさな!)。

前振りが長くなりましたが、早く受け付けてもらうために、受付時間より30分以上も早く到着しましたが、「先客が6人もいる…」。まぁ年寄りばかりなので朝早いのは大丈夫だろうし、せっかちで暇というのもあるだろうし(失礼な)、ある程度はしかたありません。何十人もいる中で、7番目なら万々歳です(何か個人が特定されそうです。今さらですが。笑)。

さて、何の検診をやったとか、そんなことを書いていても面白くないので、今回は1年前と何か変わったか、ということに着目して書いてみたいと思っています。細かく注意していると、いろいろシステムやハードウェアが変わっていて驚きます。

血液採取…何も変わりませんね、看護師さんも一緒です。笑

胸部X線…ハードが変わっていて、以前よりスマートに。ガイド(息を吸え、止めろとか)がランプで表示されるようになって技士は指示しないで済むように。

心電図…何も変わりませんね。無愛想な技師さんも一緒です。

超音波…何も変わりませんが、技師さんも何も具体的なことはいわないし、何を聞いても答えてくれません。

胃部X線…ここはすごい変わりました。ハードが変わっていて驚きましたが、何よりうれしいのは、「バリウム」を一気飲みして終わりだったこと。以前は、半分だけ飲んでとか、残り一気にとか、さぞバリウムが苦手な人は大変だったことでしょう。

視力と身体計測…ここも変わりませんね。ジョイスティック(古いなぁ)のようなものを使う視力検査も従来どおりです。

聴力と血圧計測…ここも変わりませんね。いつの間にか検査が始まっていたり、聴力の検査中に話しかけるのはやめて欲しいものです。

眼底…変わらない…。多分。以前より簡略化されているような気も?今回は、光点のみを見つめていましたが、これまでは四角いものが別にあったような???

腹囲計測…出ました、メタボ検査。私は残念ながら、見ただけで計測を免除される立派なお腹の持ち主ではありません。最近は、お腹を凹ませたりしてごまかしにくいように、姿勢をコントロールされます。両足をくっつけて、腕は上に上げて、とか。

問診…ここは相変わらず、適当なのか簡略化なのか、よくわかりませんが、聴診器を胸に当てて終わりです。

最後に!何と言っても変わったのは、検診時に着用する検診着です。前をはだけやすく、いちいち脱がないで済みます。以前は、甚兵衛のような感じで、超音波や心電図のときには紐をほどいて恥じらいムードで前をはだける必要がありました。終わったら、おしぼりでゴシゴシ拭いて、もぞもぞと着る必要がありました。今は、下からたくし上げれば、「えい!」です。あの淫靡な情景がなくなったのは、惜しいというか、助かったというか、微妙な心境です。

ということで、50分ほどで完了です。4番目の完了です(前の人は何をやっていたのか?)。う~む、これなら定時出社にも間に合うかも、と思いましたが、さすがにそれは無理でした。これからバリウムとの戦いです。これを体内に残すと大変なことになりますが、果たして結末は…。

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あ、ちなみに24時間ぶりに採った食事は、とても美味でした!

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