【健康】肉が離れる!(1)

つい先日、蚊が飛んだり、光が走ったりと、眼科にかかったばかりだというのに、またお医者様のお世話になってしまいました。今度こそポンプ系?ではなくて、足の方をやられました。足と言えば、こちらで書いているとおりですが、それとは別の話です。

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その日の朝、私は急いでいました。この日の入稿案件に、急遽修正の必要が生じたからです。しかし、通勤に使う東急田園都市線では、お約束の遅延が起きました(急ぐ日に限り何か起きる。トホホ)。急ぐ私は、いつもなら歩くために使う、勤務先から離れた駅で下りるのをやめて、勤務先直近の駅で下りるために途中駅での乗り換えを敢行しました。

その駅はいつも乗り換え客でごった返しているのですが、たまたま空いていましたのでさっさと進んでしまおうと走り出したのがまずかったのです。脇を進むジュラルミン製のアタッシュケース携行の男の脇をすり抜けるように追い抜いた拍子、私の右足に衝撃が走りました。

「ボコッ。」

しかも、こんな感じの鈍い音がしました。そのアタッシュケースが足にぶつかったかと振り向きましたが、そんな気配はありません。おかしいなと思いながらも向き直って進もうとしましたら…。

「足に力が入らない。」

のです。やっぱりぶつかったのかと思ったのですが、それにしてみれば痛みの質が違うような気がします。ぶつかった痛みなら時間とともに引いていくはず。ところが、今回のは時間とともに痛みが増して行くのです。ということは筋肉をやられたか。裂けたか、離れたか、そんなのに違いありません。

やばいなぁ、と思いつつ、でもとにかく職場にはたどり着こうと痛む足を引きずり、電車に乗り込み、何とかたどり着いたのでした(こんなに、地下ホームと職場の距離感が感じられたのは初めてです)。

さて、スタッフはすでに出てきていましたので、データの修正は何とか済ませました。こちらは大丈夫でしょう。次は、ただちに医院探しです。何かあったらとにかく医者にかかろう、様子見はできるだけ避けようという、これまでの失敗から学んだ効果が少しは出ているということでしょうか。行くなら整形外科でしょう。この診療科目を掲げている近くの医院を探しました。

もっとも近くのS王病院はセレブ御用達なので、セレブでなく紹介もない私は適当にあしらわれるのは目に見えています。以前も、紹介で行ったにもかかわらず、老齢の医師にけんもほろろに扱われたことを思い出し、ここは真っ先に避けようと切り捨てました。

となると、東京ミッドタウンでしょう。あそこは、意外と何でも揃っていますし、同僚もけっこう行っているようです。さっそく、Webで情報をチェックしました。整形外科もあります。診療時間を調べます。午前中は10:20分からです(けっこうゆっくり)。また、午前中は休診の曜日があるのですが、その日はたまたま当番医がいる日でした。ラッキーです。そうでなかったら、午後3時まで待たなければならなかったことになります。曜日によっては、診療自体ありません。

さて、10:20分からなら、10時前には出た方がよさそうです。私の勤務地から東京ミッドタウンまでは通常なら徒歩で10分もかからないのですが、今はそんな基準は通用しません。早く出るに越したことはない、と腰を上げようとしましたが、けっこうやばい状態になっているようで、足を踏み出そうにも激痛が走るまで悪化してしまいました。

この悪化には心当たりがあるのですが、それについては後ほど…。

歩いて行けるか?まさか救急車という事態でもないし、タクシーを使うのも微妙な距離です。まぁ、何とか歩けるようなので、長時間かかることを覚悟してとにかく出立します。普段はあまり使わないエレベータですが、今回はお世話になります。それにしても、出勤ラッシュ時のエレベータの緩慢なこと!

10時も過ぎて通勤する人もまばらになった道をずるずると進みます。う~ん、普段の1/4ほどのスピードでしか移動できません。しかも、ちょっとした段差や傾斜がえらく堪えます。都会はまだまだバリアフリーには遠いのだなぁ、とかこのような身になってようやくわかる事態に感じつつ、約20分ほどをかけて東京ミッドタウンに到着しました。

次回、クリニックには入ったが…?に続きます。

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