トラスト緑地―久田緑地に訪問する(1)

先日、「かながわトラストみどり財団」の話を書いたからか、それぞれの「トラスト緑地」に実際に赴いてみたくなりました。今日、土曜はジムでトレーニング、という定例をひっくり返し(日曜の天気はイマイチだそうですからね)、まずは「泉の森」に赴き、そのあとで「久田緑地」に寄ってみることにしました。泉の森にも、「泉の森緑地」というトラスト緑地があります。

泉の森へは車で行ったので、そのまま車で向かうことになるのですが、普通は駐車場などありませんから、どこかの駐車場に車を放り込んで、そこから出向くことになります。というか、「久田緑地」ってどこにあるの?という難問が。財団のWebサイトを見ても、「神奈川県大和市」「境川流域」としか書かれていないので、どこにあるかはわかりません。

泉の森を出るとき、愛用のあいぽん(iPhone)で調べましたら、愛護会のようなものがあります。愛護会のWebサイトによると、「桜ヶ丘駅から15分くらい」とあります。桜ヶ丘駅ってどこよ?相鉄?小田急?JR?調べてみたら、小田急江ノ島線ということが判明しました。駅ならパーキングくらいあるだろうということで、まずはそこに向かうことにしました。桜ヶ丘駅付近、時間的には徒歩15分と、だいたい場所のあたりをつけました。

久田緑地くらぶ

桜ヶ丘駅に到着。同じ市内でも、泉の森からは20分くらいかかります。駅前のパーキングに車を放り込み、15分歩くことにします。桜ヶ丘交差点に出て、県道45号線(中原街道)を横浜方面に歩きます。実は森の位置はわかっていて、それというのも上記ヒントをもとに車で一周したからですね。なので、目指す方向はすぐにわかった、というわけです。

久田緑地―小田急江ノ島線桜ヶ丘駅(Odakyu Enoshima Line, Sakuragaoka Sta., Kanagawa, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

さて、こういう場所は、実はどこに行ったら入れるのか、わからないのですね。公園などではないですし、親切な案内はありません。そもそも積極的に入って欲しくないのかも知れません。入口がどこなのかもわかりません。ちなみに、iPhoneで地図を表示させると、「久田緑地」という表示が「ワークマン」の近くに見えます。しかし、ここに行っても入れません。森らしきものはありますが、入れません。

Kudenryokuchi_01

ちなみに、「久田緑地」は県道45号線を挟んで両側にあるのですね。であれば、まずは狭い方から行ってみようと思いました。近くに神社があるので、まずはそこに赴き、お参りしたあと、森に入ろうかと思ったのですが…。

入れない!近くに行っても入れない!というわけでぐるっと遠回りして、境川沿いに出てしばらく進んで、人家の脇を進んでいましたら、こんな標識があって脇に入口のようなものがあって、やっと入ることができました。入ってもこんな感じで、う~ん、緑地だなぁ、とう感じです。

例えるなら、三保市民の森のプロムナードを歩いているという感じです。知らない人には何のことかわかりませんが、要はスギ、ヒノキ、カシなど、森の定番とも言える木々で構成された森、そしてその下に生えるシダ、アオキなどの定番もの、そんな感じです。

花々の類は、時期もあるのでしょうが、あまり目に付きません。このあたりも、三保市民の森のプロムナードの雰囲気です。じとっとした緑の中をさまよい歩き、どこが入口でどこが出口なのかもわからず、成り行き上出ましたら民家の庭のような雰囲気で、慌てて足を速めましたら神社に入る道の少し先に出ました。

こんなんでいいのかな?とか???マークが頭に飛び交いましたが、反対側の森に進んでみます。ワークマンの先を左に入って、しばらく歩きますと、さらに左手には入れるようになっています。そこをしばらく進むと、こんな標識があって、その脇から入れます。のはずだったのですが入れません。さらに進んで、車も通れる細い道にさしかかりますが、やっぱり入れません。

ただし、通りを挟んで反対側には入れます。そこに入って、あたりを見ながら進みますが、やがて行き止まりになりました。仕方がないので引き返しましたが、結局入ったところに戻ってきました。そんなはずはないと、もと来た道を引き返して進みますと、急峻な歩道をおじいさんが下りてくるのを見かけて、それをやり過ごして代わりに入りました。

これは相当急だぞ、というわけでえっちらおっちら登りますと、妙なオブジェのある場所に辿り着くのですが、もはや自分がどこにいるのかサッパリわからなくなります。それでも道のあるようなところを進んでいますと、民家が見えてきますのでそちらに進めば、ようやく森を出ることができた、というわけです。

言葉だけで書くと何のことだかわかりませんね。明日は、写真を整理して、写真込みで行ってみましょう。いえ、写真の整理が間に合わなかったとか、酔っ払って面倒になったとか、そういうことでは決してあります。

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