【横浜市民の森めぐり】駆け足の新治市民の森(3)―真夏の虫など

7月18日、横浜市緑区の新治市民の森の続きです。今回は最終回、虫さんの紹介になります。

第1回目の記事はこちら:【横浜市民の森めぐり】駆け足の新治市民の森(1)―真夏のお花など(1)
第2回目の記事はこちら:【横浜市民の森めぐり】駆け足の新治市民の森(2)―真夏のお花など(2)

違った場所から見た田んぼです。

新治市民の森(田んぼ)(Rice paddy, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

新治市民の森の紹介:新治市民の森 – 森と公園めぐり – なおさん亭::新館

撮影機材の紹介:キャノンEOS 40DキヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USMパナソニックDMC-TZ10

へぼそのあたりの鬱蒼としたあたりを歩いていますと、黒いものがぱらぱらと飛びます。何だろうと見ますと、翅にトモエの模様のある大きなガでした。オスグロトモエというそうです。茶色いのから黒いのまで、色の変化は激しいようです。

新治市民の森のオスグロトモエ(Moth, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

曲坂のあたりでトウキョウヒメハンミョウ。最近、よく見るようになりました。

新治市民の森のトウキョウヒメハンミョウ(Tiger beetle, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

墨の付いた指で鼻の下をぬぐったような感じのトンボ、マユタテアカネ。

新治市民の森のマユタテアカネ(Dragonfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

新治市民の森のマユタテアカネ(Dragonfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

オオシオカラトンボの雌が、地べたに貼り付くように留まっていました。眼の感じからすると、まだまだ若いのでしょうね。

新治市民の森のオオシオカラトンボ♀(Dragonfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

全体の大きさの割には目玉のクッキリしたコジャノメ。

新治市民の森のコジャノメ(Butterfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

アキノタムラソウの蜜を吸うキチョウ。今回は、割と留まっていてくれました。

新治市民の森のキチョウ(Butterfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

スジグロシロチョウかな?でもちょっと小さい気もしますけど…。でもやっぱりスジグロシロチョウ。

新治市民の森のスジグロシロチョウ(Butterfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

何だかよくわからないガの仲間。こういうのまでしっかりフォローするのがこのブログのよいところ。多分、シャクガの一種です。

新治市民の森のガ(Moth, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

アミガサハゴロモ。やっぱり、最初はガじゃないかと調べましたが、前にもこんな虫がいたのを思い出して調べましたら、ハゴロモの仲間でした。

新治市民の森のアミガサハゴロモ(Insect, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

穴谷戸のあたりで上の方に登ってみましたら、ほとんど手入れなし!という感じで、途中で引き返してきました。それでもけっこういるものですよ。
ヒカゲチョウは、笹の多いこのあたりでは定番ですね。

新治市民の森のヒカゲチョウ(Butterfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

鼻?が長いこの虫は、ハイイロチョッキリ。ゾウムシの仲間ですが、この長い鼻でドングリに穴を空けて、タマゴを産みつけたら地面に切り落とします。チョッキリというのはそこから来ています。

新治市民の森のハイイロチョッキリ(Beetle, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

やりたい放題のマメコガネ。たいていカップルでいますね。

新治市民の森のマメコガネ(Beetle, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

ヒメジョオンの花に乗っているのは、ブチヒゲヘリカメムシ。とても小さいカメムシです。

新治市民の森のブチヒゲヘリカメムシ(Stinkbug, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

クズの葉にいるこいつは、オジロアシナガゾウムシ。白と黒のツートンで、一瞬鳥の糞に見えますが、それが狙いでしょう。基本的に黒いボディで、白い部分は毛が生えているのです。

新治市民の森のオジロアシナガゾウムシ(Beetle, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

旭谷戸の畑に植わっている花に群がるヒカゲチョウとキタテハ。ヒカゲチョウは地味ですけど、けっこう大きいんです。

新治市民の森のジャノメチョウ(Butterfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

新治市民の森のキタテハ(Butterfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

旭谷戸から森に入りますと、薄暗い中にハグロトンボが。

新治市民の森のハグロトンボ(Dragonfly, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

そして、トウキョウヒメハンミョウも。今回、トウキョウヒメハンミョウを随所で見かけましたね。

新治市民の森のトウキョウヒメハンミョウ(Tiger beetle, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

おまけ。虫じゃないのは、クモ3種。

最初は、サツマノミダマシ。薩摩の実というのは、ナンテンハギの実のことで、このクモのおなかがその実にそっくりということ。これでもクモなんです。

新治市民の森のサツマノミダマシ(Spider, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

イオウイロハシリグモ。すごい大きなクモです。葉っぱいっぱいにいますね。

新治市民の森のイオウイロハシリグモ(Spider, Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

こいつは正体不明。

新治市民の森(Niiharu Community Woods, Yokohama, Japan) 小さめの写真Flickr Icon

ということで、駆け足でしたが新治市民の森の紹介でした。訪れれば訪れるだけ、新たな発見のある場所ですね。特に昆虫類は、丸一日かけて歩けばさらなる発見がありそうです。いつか挑戦してみましょう。

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