【辛いもの探検隊】六本木「一蘭」のラーメン(2)

昨日に続き、六本木の博多とんこつラーメン「一蘭」の紹介です。今回は、「辛いもの探検隊」の同志、N氏による寄稿です。消化器方面その他に大きな不安を持つという同氏の感想はどのようなものだったのでしょうか?

あえてノーカットでお送りします。笑

前回の記事:【辛いもの探検隊】六本木「一蘭」のラーメン(1)

一蘭 秘伝のタレ10倍

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参◯伍?大勝軒?それって強いの?
…もう忘れました。遠い昔の話です。今、心は澄みきっていて今日頂く一杯をただ心から楽しみたいという思いしかありません。

さて私がお願いしたスペックは、
「こい味」「脂超こってり」「にんにく1片分」「ねぎ青白半々」「チャーシューあり」「秘伝のたれ10倍」「麺かため」であります。店員さんに「たれ10
倍出来ますか」と一応確認した所「大丈夫ですよ〜。」と快い声の響き。相手の表情が見えない分、声で判断するに良い店員さんぽいです。これは好印象。

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まず見た目は「大体想像通りのビジュアル」(笑
具はチャーシュー、ネギだけというシンプルな内容で、ニンニクに至ってはどこへ?スープに混ざってるの?というもの。ただその分秘伝のたれのボリュームが
目を引くというか、まるでもうひとつの具の様。そして「脂」がスープ上面に5mmほどの層の油膜を作ってくれています。ヤバい♪

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先ずは秘伝のタレが拡散しないよう、そっとスープだけ何口か飲んでみます。
具がシンプルという事はラーメン本体(麺スープ)に自信があるという裏返しですから、自然と期待が高まります。なんせ、紅ショウガやゴマ、胡椒すら置かず、酢に至っては有料という、徹底してスープ本来の味を守ろうという姿勢ですから(ちょっと嫌み(笑
さてお味は…丁寧にダシをとっているのでしょうか、豚骨を煮込み倒した様な特有の臭みは無く、かといって豚骨自体の旨味も感じられ「上品な豚骨スープ」という印象です。これは確かに万人受けする味ですね。チェーン展開するのもうなずけます。
まあ、しいて悪く例えるなら「優等生的過ぎ?」成績は優秀だけど少し面白みに欠けるというか…。あと私の好みでもあり後々の事も考慮し「こい味」で注文し
てるのですが、塩辛い味が好きな私でも相当塩辛いです。頼んだ自己責任もあるので査定には入れてませんけど。やっぱ味くらいは卓に「ラーメンだれ」を置い
てもらって自分で調節したい所ですがコスト削減の為でしょうかね…。

そして!「秘伝のたれ」ですよ。私にとってはある意味今日の主役(笑
「唐辛子を基本に三十数種類の材料を調合し、何昼夜も寝かし熟成」という売り文句。
とりあえずそのタレだけを少し口に含んでみます。
「ん?…こ、これは!」私の未熟な舌では唐辛子の味しかわかりませんでした(笑
よく見ると液体っぽい部分と粉っぽい部分がある様な…。増やした分はただの唐辛子なのか?まあでもしっかり美味しい唐辛子の味という印象です。すごく辛いという訳でもなし。ただ量は十二分にあるので辛さが飽和する一定のレベルまでは辿り着けそうです。

という事で麺を実食。
なるべく「秘伝のたれ」がすぐ拡散しない様どんぶりの端に追いやりつつ、麺をすすっていきます。いきなり辛さ全開にはしません。大人ですから。
細麺なのでしっかりスープも一緒に持ち上げてくれます「美味しい!」…でも「秘伝のたれ」もこれだけの量だとすぐに麺に絡んできます。
「唐辛子の流子さんもとい、粒子さんがパネぇ…」

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「そっちがその気なら」とかまわず食します。大人ですから対応は柔軟なのです。「辛い!美味しい!幸せ!!」(爆
チャーシューは大きいけれど厚みは薄いので見た目若干寂しいのですが、逆に食べ易く、味も独特で一転好印象に。これならスープを冷ます事も無いだろうし良
いかも。肉質は赤身中心で脂身好きの私としては物足りない気もしたけれど、この超こってり仕様のスープにはむしろマッチしています。

さてしかし麺は3・4口頂いた時点でもう残り半分に(笑
実は事前調査でこのお店はデフォルトで麺がかなり少ないというのは解っていました。でもトータルで結構値段が張るので「替え玉」を躊躇していましたが、なおさん探検隊長が「替え玉くらい奢るよ!」と一言。
「隊長!貴方についてきて良かった!」
むせび泣く間もなく(スープが冷めますからね♪)替え玉お願いスイッチへ。

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ここまで来たら「秘伝のたれ」も全開で食して行きます。

油膜のおかげでスープが冷める事も無く唐辛子の辛さを存分に引き出してくれています。ただ同時にその油成分の影響で辛さが多少スポイルされますが充分辛い
です。ビジュアル的にも「やばい」という言葉が良い意味でも悪い意味でも当てはまります。大体5・6口で最初の麺は食べ終わりすぐさま「替え玉」を投入。

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思うんですけど「ある程度美味しいベース+唐辛子+熱々」という基本要素がしっかり揃えば、それだけで充分旨辛さが生まれるんだなと。そんな事を考えてるうちに「替え玉」も少なくなっていきます。
ここで新たな衝動が。いや正確にはもっとずっと前から心の奥底にしまい込んでいた切ない思い。
「まだ食べ足りない…やはりゴハンを…」
というかこれだけ辛くて美味しいベースがあるのに最後にゴハンを入れずに締められるか、と。
割箸袋で「小ごはん」追加注文。ごはん、ピカピカしています。

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少し硬めに炊き上げられたごはんは普通に食べても美味しいのですが…一瞬躊躇の後ここは心を鬼にして、ドボンします。
「何このビジュアル…神々し過ぎる!」しばし見とれてしまいました(笑

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思えばずーっとこの光景を見たかった気がします。もう無心で唐辛子まみれのゴハンを口に運びます。写真を撮るのも忘れて。
そして、気付けば宴の終わりが訪れました。まるで夏の終わりのような寂しさ…。って外はまだ酷暑真っ最中ですけど(笑

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「オフレコ」
やっぱもう少しCPが良ければ最高かな〜と。
「ラーメン¥790+なおさん謹製替え玉¥160+小ごはん¥150」
トータルで¥1.100。逆にこれで満足出来なきゃちょっと…他のある程度の店なら全乗せ可能ですよね(笑
「味集中カウンター」「卓に調味料の類いがない」「お客に殻をむかせるゆで卵」などのシステムで、結構コストは抑えられていてるんじゃないかと思うんですが素人考えでしょうか。客の事を考えてる様で実は……全部は言いません。大人ですから。

終了

いかがでしたでしょうか。私の上品なレポートの対極に位置するような欲望丸出しもとい臨場感溢れるレポでしたね。さてお次は、どこに生命観を見いだすのでしょうか?当面、お目当てのところがなくなった気も…。この記事を読まれた方で、「ここは!」というところがありましたら、ぜひ教えて下さいね(できれば東京近郊で)。

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コメント

  1. N隊員 より:

    ご心配頂いた消化器官その他は、
    ご心配通りやられました(笑
    その日の夜中何度かに分けて地獄の業火に出口を焼かれました。
    その後は逆に数日何も出なくなり…でも全く後悔はしていません(爆

  2. なおさん より:

    N隊員、どうも。
    まことにお気の毒です。
    ですが本望である旨、伝わってきますね。
    私の場合は原因不明の腹痛に襲われましたが、因果関係は不明です。
    食べつけないものを食べるとやられる、いつもの病気かもしれません。

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