【つぶやき】思い込みは怖い、しかも結果は情けない。

今日は、暖かくて穏やかでしたね。ところで昨日、関東地方を襲った暴風雨と、交通機関の乱れに関する記事を投稿しました。

【つぶやき】暴風雨警報が出たら出社を取りやめるべきか?

この件で、勤務先での対応がもっと早ければよかったのにという声が多かったのですが、私は今回の件の重大さをまったく認識していなかったのは、記事に書いたとおりです。

これも、ニュースキャスターがテレビ放送で話していたことを思い込みで軽視したり、家族が言っていたことも大丈夫、大丈夫みたいな形で聞き流していたことに端を発しています。

しかも、まったく違うことでほぼ同様の構図をまたも招いてしまったのです。しかも複数。

息子の入学式が平日に予定されていて、ぜひ出席したかったので午前中が空けられるように仕事の段取りを整えておきました。そしていよいよ前日になり、改めて入学式のスケジュールを確認しましたが、なんと午後からではないですか!

もともと、午後に案件が集中していたので、午前中をきっちり空けられるように段取りしていたのですが、前日の晩ではさすがに午後の段取りをつけることはできないので(多くの人の都合が絡むものが多い)、泣く泣く諦めました。

これは、こういう式典は午前中にやるもの、という固定観念があったからです。実際、上の子たちのときは、午前中でした。

当然、学校からスケジュールは渡されていたので、それをよく読んでおけば済んだ話です。

しかし、先入観で午前中にやると思い込んで、細かな時間は前日にでも確認すればよい、と程度に思っていたのです。

さらに翌日、今度は仕事の話ですが、あらかじめ伝えられていた書類上の仕様と、実際の仕様が違う、という指摘を受けました(仕事の話なので、あくまでもイメージです)。

実はこの仕事は前任者から引き継いだものなのですが、書類等もすべて引き継いだので、それらをベースに引き継ぎ後の作業を行っていました。

しかし、最初の書類にある仕様が間違っており、ですのでそれをベースに作業しても、それはやはり書類として間違っているのです。

間違った書類を正しいと思い込んで作業し、しかも実際の作業は正しい仕様で行われているのです。なので、どこかで書類が間違っているのでは?と気付きそうなものですが、それは前任者が正しくやっていてくれているもの、という先入観があったので、ちくちくとチェックすることもしなかったのです。

確かに、最初に間違った仕事をしていた前任者に非があるのですが、だからといってその後のチェックを疎かにしてよいわけでもありません。むしろ、人が変わったのだから、普段より慎重に進めるべきだったでしょう。

これも、「前任者の仕事が正しい」という思い込みから始まっています。どうも最近、この手の思い込みが激しくなってきているような気がします。

特に重要なことなら、「こうなってて当然」という思い込みを捨てて、ゼロベースで事に当たるという謙虚さを持ち直さねばならないと思った出来事でした。

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