【日記】住宅ローン借り換えはカンタン?面倒?(6)—ステップ4:融資内容を打ち合わせる

ステップ4、いよいよ実際の融資に関する相談です。

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前回の記事はこちら:
【日記】住宅ローン借り換えはカンタン?面倒?(5)—ステップ3:現融資元へ一括返済申し込み(その2)

ファックスが確認されたら電話が来ることになっていましたが、これがなかなか来ません。やっと来たと思いましたら、書類が一部足りないのではないか?というお知らせ。私が勝手に判断して送付を一部省略していたのですが、やっぱり足りませんでしたか(自分勝手にするもんじゃないといういい教訓)。これを再送していたため、その日の段取りが全部狂ってしまいました。申し訳ない。

 

ファックス送付後、しばらくして電話が来まして、「予約が他にあるので○○時頃に電話します」ということでしたので、ちょうどその頃に電話を受けられるように外(大きな公園のベンチ)で待機しました。もう暖かくなってきていた頃でしたので、助かりました。今年は桜が遅かったので、見物する客に紛れてのことでしたね。まさか桜を見ずにローンの打ち合わせをしているとは、周囲は夢にも思わないでしょうね。

打ち合わせ内容は、こんな感じです。

  • 借入金額
  • 返済期間と金利パターン
  • 返済方法
  • 返済オプション
  • 契約日

借入金額は、返済金額がわかっていますので、それよりちょっと多い10万円単位の金額で調整します。こういうのはできるだけ少なく、と考えてしまいますが、抵当権の再設定に司法書士事務所に報酬を払う必要があり、これがけっこうな金額になりますので(私の場合3箇所もあるので)、それを盛り込んでおいた方が無難です(もっとも資金に余裕があればその限りではないですが)。

また、いったん新規融資元の銀行の返済口座に全額入金されますが、そこから以前の融資元3箇所に振り込みを実行するということで、その手数料もしっかり徴収されるようです。この銀行は、月あたり数回は振り込み手数料が無料なのが売りなのですが、それはまったく関係ないようです。残念。

返済期間と金利パターンですが、今回は短期間で一気に返してしまおう、しかもこれからの金利上昇局面を考慮に入れて、固定金利にしました。確かに変動金利の方が安いのですが、変動金利を選択してしまうとその後の金利の変化を甘んじて受け入れなければなりません。しかも返済期間が短いので、金利の多少の差は返済金額中の金利分には大きく影響してきません。今回は、金利リスクを避ける方向を選択したわけです。

ちなみに、固定金利を選ぶと返済期間が20年とか長くなるのですが、当初固定というプランがあって、これで当初固定の期間に相当する返済期間にすれば、実質上期間の短い固定金利のプランになります。案外と気付かないのですが、狙い目ですね。

返済方法は決まっています。私の報酬は年俸制なので、ボーナス返済はなし。年俸制でなかったときも、ボーナス返済はゼロにしてきました。ボーナス返済の悲惨さを周囲で見ているので、これだけは避けなければならないオプションです。ボーナスは、極端な話ゼロにもなるのですから、それを計画に組み入れるのはまったく以て危険です。

返済オプションとは何でしょうか?この新規融資元の銀行の場合、返済口座に一定の残高があれば、それを自動的に返済に回すということができるようになっています(自動繰上返済ですね)。ですがこれが結構危険で、たとえばこの口座を他の用途にも使っている(例えば公共料金の引き落としなど)として常に一定金額をプールしておいたとしても、勝手に返済に回されてしまいます。話を聞けば1万円以上あれば返済に回すということですから、これは危ないですね。このオプションの申し込みはやめました。

最後は契約日です。これはだいたい決められていて、この打ち合わせの日と融資実行日の中間くらいになります(今回は、だいたい10日後くらいになりました)。契約自体は、店舗に出向かなければならなりません。しかも神奈川県在住なら横浜か川崎の支店でということです。横浜なら朝に寄っていくのがベストなので、横浜で朝一番(9時)を指定して予約完了です。

あとは当日に持参する書類(住民票、印鑑証明、それぞれ2通、権利書、身分証明など)を用意してその日を待つばかりです。そうそう、契約の日に司法書士と面会し、その際に権利書を預けることになっています。権利書なんてどこにあったっけ?と慌てないようにしましょう。

次回の記事はこちら:
【日記】住宅ローン借り換えはカンタン?面倒?(7)—ステップ5:融資契約を実行する

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