通勤電車はストレスがいっぱい(15)―音漏れならぬ情報漏れにご注意!

ふと思い出して再開したこのシリーズ…。気を付けて見れば、通勤タイムの電車内はネタに事欠かないのであります。通勤電車内の人物ウォッチング、いってみましょう。今回は、音漏れならぬ、情報漏れにご注意、です。

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朝の東急田園都市線上り方面は、準急と各駅停車の2パターンしかありませんが、準急に乗っていたときのこと。準急電車は、溝口で東急大井町線やJR南武線への乗り換えのために大量の乗客が降りますが、私は降りないので、その際に立ちやすい場所に移動することにしています。

私が立った場所は車内の端っこ、3人掛け座席の前だったのですが、その席はたまたま全部が空いたと見えて、それまで立っていたたいそう体格のよい(と表現しておきましょう)3人の男性が座りました。そのうち2人は、連れのようです。

この席はもしかしたら4人座れるんじゃないの?と思わず反対側の席を見てしまいましたが、それはそれで置いておいて、連れと見られる2人は仕事の話をしているようでした。

そういえば、この2人、立っているときから騒々しく何か話していたなぁ、しかも混んでいる割には静かな車内に通るような声で…。そのときは離れた場所にいたので、何を話しているかはわかりませんし、気にもなりませんでしたが…。

目の前に来ましたら、話の内容が筒抜けです。まるで会議室や接客ブースで話すかのようにはっきりした声で仕事の話をしています。しかも、けっこうクリティカルな内容を…。

最初、新聞を読んでいた私も、そのうち話のほうに気をとられるようになりました。どこの支店の売り上げの達成度がどれほどで、そこの店長の名前が誰だとか…。ヲイヲイ、いいの?と思いまして2人のほうをチラ見して少しけん制しようと思いましたが、彼ら、正面しか見ていません。

1人が、おもむろに資料を取り出しますと、そこには社名や資料のタイトルが…。あららら、大丈夫かしら?ワープロでプリントしたものらしく細かな字は読めないのではっきりした内容はわからないのですが、見る人が見たら見ていますよ、それ…。見るほうが悪いといっても、目の前に広げられてしまうのだから、ついつい目が行ってしまう。

朝だから眠いんじゃないの?無理に仕事の話なんてしていないで少し休みなさいよ、と余計なお節介でしょうが、とにかく沈黙が許されないのでしょうか2人は。始終クリティカルな話を続け、周囲の人に情報をばら撒いていたのでした。

私は外では、携帯電話でも仕事の話はしませんが、あれもある意味周囲に情報をばら撒いているようなものですよね。たいした内容じゃないとも言えるでしょうが、どこで誰が何を聞いてそれがどのように意味を持つのかは、誰にもわからないのです。あなたが掛けたアポ取りの電話や相手のお名前や電話番号など、どこかで控えられているかもしれませんよ。

車内マナーとしてヘッドフォンの音漏れに注意、というのは当たり前ですが、情報漏れにも注意したほうがいいですぞ、というお話でした。

あ、この2人がゲ○のカップルであるとか、そういう話でなくて残念でした。笑