MacBook ProのSSD+HDD化計画(5):OS X MavericksをSSDにクリーンインストール。

MacBook Pro(2011 Early)のSSD+HDD化と、OS X Mavericksのアップグレードを同時に進めておりますぞ。すでにHDDでMavericksへのアップグレード、SSD+HDDの2基構成への改造は達成したので、今日はSSDにMavericksをクリーンインストールしてみます。

ところがこれがうまくいかないんですねぇ、なぜなんだろう?

Osx_109_09

HDDでMountain LionからMavericksにアップグレードしたので、HDDに「復旧-10.9」なるパーティションが作られ、そこを起動することでMavericksのクリーンインストールが可能になる「はず」でした。

ところが、それが見えない!見えるのは、もともとのMavericksの起動パーティションのみ…。あまりの動転に、画面ショットを撮り忘れたくらいです。これじゃクリーンインストールできないじゃんかよ〜。

よくよく調べてみると、こういうこともあるそう(もしかして空きがなかった?)なので、気を取り直して今度はSSDにLionからクリーンインストールしてやろうと思い立ちました。

ところが、インストールDVDが見当たらない!そんなバカな、MacBook Proの箱に入っているはずなのに。Appleサポートサイトの技術情報にもそう表示されています。気が動転しているのでしょうね、落ち着け!

も〜困ったと思ってMacBook Proの箱に入っていたマニュアルを見ていましたら(なぜかDVDは見つからない)、再インストールにはCommand+Rを押して再起動し、メニューから「OS Xインストール」を呼べばいいと書いてあるではないですか!

何だ、そうとわかればさっそくやってみましょう。

まずは、ディスクユーティリティでSSDに領域(HFS+)を確保してください。

次に、Mavericksをインストールする資格がある確認されますが、インストール済みのHDDがあるので問題ありません。冒頭の画面のように、オンラインでダウンロードされながらインストールされますので、時間がかかります。

ディスクが名称未設定となっているのは、SSDだからです。領域確保時に名前を付けておいてもかまいません。

Osx_109_10

残り少なくなってきました。このあとは、ふつうにクリーンインストールしたときと同じように、iCloudの設定やキーチェーンの設定などを行います。

そして移行アシスタントが起動しますので、転送元ディスクにHDDを指定し、書類(Document)、ミュージック(Music)、ピクチャ(Pictures)、ムービー(Movies)、ダウンロード(Downloads)を除くすべてのフォルダをコピーしましょう。

なぜなら、全部はSSDに入らないからで、HDDに置いてきてしまったものは、別に手当てします。

移行が完了すれば、もう使えます。ユーザもコピーされています。当然、上記のフォルダの中身は空です。アプリケーションなどは、一部(Dropboxなど)を除いて設定も引き継がれています。

これで、SSDで従来の環境を引き継いだMavericksの準備ができました。あとは、データですね。HDDに置いてきてしまったものをどうしましょうか?次回は、これをやってみましょう。

追記(2013/11/13):後続の記事との整合性のためにタイトルと内容を若干変更しました。


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