ScanSnapで役目を終えたカレンダーは保存しておこう!

今年もいよいよ大詰めです。年末整理の一環として、2013年分の書類をScanSnapで片っ端からスキャン、保存後にシュレッダーということを繰り返しています。ほとんどは書類なので、保存しておけばいいやレベルなのですが、中にはキレイに保存しておきたい!というものもあるので、今回はそんなときの設定などを備忘録的に書いておくことにしました。

Honda_calendar_01

ホンダ車のオーナーなので、毎年12月になりますとカレンダーが送られてきます。このカレンダーは、イラストレーター渡邊アキラ氏の手によるホンダ車の水彩画イラストが12ヶ月分入ったもので、厚手のマットコート紙を使ったかなりの豪華仕様です。

これまでは、役目を終えたこれを捨ててしまっていたのですが、クルマ好きの私としてはやっぱりとっておこうと考え、せっかくなのでScanSnapでデジタル化しようと思ったのです。

ただ、普段の設定でスキャンするとうまくいかないので、設定を微妙に変えながらやってみました。まず、カレンダーは中閉じなのでステイプラーを外し、中央で丁寧に裁断しておきます。これは基本。

あ、カレンダーがA4(裁断前はA3)なのでScanSnap(iX500)で取り込めますが、それより大きな場合は諦めるかSV何とかという機種を使うしかないですね。:-)

ScanSnapの設定画面を呼び出し、丹念に設定をチェックします。あ、私はMac版を使っているので、Windowsでは内容が少し異なるかも知れません。

まずは「読み取りモード」のタブ。「画質の選択」はお好みで。できるだけ高品質な方がよいと思いますが、その分スキャンが遅く、サイズが大きくなります。「原稿の向きを自動的に回転します」「白紙ページを自動的に削除します」はオフ。向きは、スキャン後に補正、白紙ページはないことがわかっているのでオフに。

Scansnap_setting_01

右下の「オプション」ボタンで、細かな設定も確認しておきます。「裏写りを軽減します」「文字をくっきりします」「文字列の傾きを自動的に補正します」をすべてオフに。裏写りはないですし、文字中心ではないですし、イラスト中に含まれるサインを文字と認識して勝手に回転されたりというのを防ぐためです。

Scansnap_setting_02

「ファイル形式」タブでは、保存するファイルの形式を選びます。ここは画像として保存するならJPEGを、ドキュメントとして保存するならPDFです。私は、両方を選びました。つまりこれは、2回スキャンするということです。個別の画像も欲しいし、すべてまとまったものも欲しいし、ということですね。

Scansnap_setting_03

最後は、画像の圧縮レベルです。数値が小さいほど、高画質になりますが、サイズは大きくなります。ここでは思い切って最大に。JPEG画像で、1枚あたり12MBほどとかなりなものになりますが、画質はかなりよいです(画質がエクセレントの場合)。

Scansnap_setting_04

これでOKです。さっそくスキャンしましょう。ゆっくり、ゆっくり、たんねんにスキャンされていきます。取り込んだPDFは、付属のAdobe Acrobat XI Standardで各ページの向きを整えればOKです。JPEG画像の方は、Macではプレビュー、WindowsではPicture Viewerで向きを補正できます。

ということで、また宝物が増えた私でした。

ちなみに、渡邊アキラ氏のサイトはこちらです。

Akira’s Web Museum — Spinning Wheel —

2014年のカレンダーはこんな感じです。表紙は25年式のフィット、1月は25年式のオデッセイです。

Honda_calendar_02

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