やたらと気温が高くて、もう春のような一日だった（春だけど）。いろいろ立て込んでいる中でも昼食は採って、その帰り道に乃木神社に立ち寄る。お目当ては、一の鳥居の脇にある枝垂れ桜だ。ソメイヨシノより一足早く満開になって、色も濃し濃いめなので遠くからでも目立つ。
今日は、とにかくギャラリーが多かった。最初は2, 3人かな、と思ったけど10人以上いた。皆がケータイ、スマホ、デジカメでこの桜を撮っている。いいことだ、と思ったのだが…。
私は、一礼して鳥居をくぐり、手水を取り、二の鳥居の前で一例、そして参道の端を進み、お賽銭を納めて拝礼。いつもやっていることだが、いつもいつも気が引き締まる。このために参拝していると言ってもいいくらいだ。
手水舎では、若いヨーロッパ系のお姉さんが、必死に作法どおり手水を取ろうとしていた。拝礼のときも同じ。しっかりと、日本の作法を学ぼうとしている姿勢にうれしくなる。
この神社も最近はカジュアルになって、境内にこのようなスペースがあったり、液晶モニタで広告を流したりして個人的には？？？なのだが、神社とはいえ経営も必要なので、やむを得ない部分もあるのだろう。
せめて、お賽銭だけは派手に投入したい…。とはいえ限度もあるので5円（ご縁）から1万円の間のどこかだとだけ、申しておこう（広い、っつーの）。
来週は、ソメイヨシノも満開になって、乃木公園が花見で賑わうだろう。どうしても浮き足立つこの季節、楽しもう。
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