雨雲になぜか好かれる…。

昼食に出たとき、これはヤバイと思った。傘を持って出るべきだったと思った。でも今日は降るとは言ってなかったし…。ブログ主が室内にいると雨は降らない。出ようとすると振り出し、室内に戻って止みかけてきたから出ようとするとまた降り出す。

何か、こう、どうしてこう雨に好かれるのか?と思う。

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今日もそうだった。昼食を終えてみたら、何となく雨がぱらついているようだった。でもこのくらいならと、近くにある地下鉄の入口に走り込む。そのときにはすでに大粒の大雨に。この間、わずか数秒。徹底している。

地下鉄の入口は、そのまま地下コンコースに繋がっていて、歩いて行けば職場に近づける。この勢いの雨なら、ばーっと降ってすぐにあがるだろう、それまでは地下を歩いていよう、と思っていたのが甘い。

約10分ほど経ったが、まったく雨脚は弱まる気配はない。15分ほど経って、ようやく雨は小降りになってきた。ほとんどあがったような感じになったので、外に出た。しかし10秒ほど歩くと、雨の感触。小さな雨滴は、瞬く間に大きくなった。

近くにある建物の雨よけの庇(ひさし)に駆け込んだ。ものすごい雨だ。ゲリラ豪雨とはこのようなことを言うのか。傘を差している人まで、庇に駆け込んでくる。しかしあまりの雨に庇もあまり役に立たない。

直撃を食らうよりはマシ、という感じ。

そうこうするうちに、今度こそ雨があがりそうだった。空も明るく、少し青くもなってきた。今だ!ブログ主は走り出した。そうだ、途中のコンビニに寄っていこう。だが、これがまたまた甘い。

コンビニでお茶とコーヒーを買った。が、またもや大粒の雨が。ブログ主は走った。トレーニング以外でこんなに走ったのは久しぶりだ。でも不思議と息も上がらないのは、トレーニングの成果か。

何とか職場に辿り着いた。ここまで来れば安心だ。ありがとう、ビル。さして濡れもせずに帰れたのは、わずかな慈悲の心か。

職場のトイレのガラス窓から外を見ると、正面から真っ黒い雨雲が向かってきて、のしかかろうとしているように見えた。これから、まさに、またも大雨を降らそうと虎視眈々と狙っているようだった。しかしターゲットはコンクリートの塊の中だ。さすがの雨雲も、手も足も(ないけど)出ないようだった。

もしかしたら多くの人の迷惑になっているかと思うと、スゴく心苦しい。どうせなら、干魃で悩むところに行けといいたい。しかしそういうところに行けば、雨雲にも相手にされないのだろう。得てしてそういうものだと思っている。

雨男とは、そういうものだ。

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