立ち食い蕎麦屋がやたらと効能を謳うのは?

蕎麦屋、特に立ち食い系とか、そういう本格的でない方の蕎麦の話ばかりで恐縮だ。でも好きなので、ついついネタを続けてしまうのだ。今日は、蕎麦を食べていて、眼の眼の貼り紙に目をやって思ったことなのだが…。

Fそばといい、K諸そばといい、なぜに、蕎麦やら何やらの効能をそこまで謳うのだろうか?

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確かに、蕎麦は穀物の中でも栄養に優れているといわれている。特に注目すべきはルチン(ビタミンP)で、血管を丈夫にして、動脈硬化を防ぐ効果があるといわれている。さらに、食物繊維も豊富だ。ただ、立ち食い蕎麦に出るような蕎麦は、蕎麦粉の配合割合は5割もないはず。蕎麦粉の割合の多いY太郎でさえ、50%〜60%と聞いた。とすると半分は小麦粉その他であり、あえて強調するほどのものなのだろうか?と思ってしまう。

もちろん、まったく摂取しないよりはよい。蕎麦湯だって、飲まないよりはよい。

蕎麦は太らないとか、確かに蕎麦だけならだろうけどね。しかし、天ぷらやら丼ものやら、合わせれば意外とカロリーは多い。炭水化物と油、野菜不足だわな。

今日入った店では、タマネギの効能も謳っていた。これは珍しい。確かに、かき揚げといえばタマネギだし、ブログ主も大好きだ。タマネギには硫化アリルという成分が含まれていて、あの独特の香りや効能はこれに由来する。血液の凝固能を下げるので、血液をさらさらにするといわれている。

血管を丈夫にして、しかも血液をさらさらにしてくれるとなると、かき揚げ蕎麦というのは、非常に体によいということになる。あの油分と塩分を除けばだが…。

写真の蕎麦にはワカメもたっぷり入っていて繊維質も採れるし、長ネギもたっぷりだ。見た目茶色いが、中身は相当充実していると言わざるを得まい。

何だか否定的なことを書こうとしていて、結局全面肯定のような話になってしまった。しかもまた食べたくなってきたぞ…。今週は3回も食したのにな…。

はっ!ブログ主の食生活の一端がバレてしまった。次回はもっと高級なもののことを書かないとまずいな。ということで、また次回。

 

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