無線LANの実効速度とハイブリッド車の実用燃費は似ているな

無線LANの規格も、最新はIEEE 802.11acとかいうもので、最大1.7Gbpsほどが公称速度らしい。しかし実際に使ってみると、その半分も出ないことが多いとか。また、ハイブリッド車も34km/lとかカタログ燃費を謳っていても、実際に走らせてみると20km/lも出ないことが多いとか。

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まぁ、無菌室のような邪魔者がいないところで測定すれば、最高のパフォーマンスを発揮できるわな。

無線LANの場合、電波を飛ばしているのは自分だけじゃない。1基のアクセスポイントに対してクライアントが何台もいたり、アクセスポイント自体がたくさんあって電波(チャネル)の取り合いをしていることがある。また、ノイズが乗らないとも限らない。無線LANの仕組み上、電波を飛ばす機器が多いほどパフォーマンスは悪化し、距離が開くほどパフォーマンスは悪化する。

ハイブリッド車の場合は、要はできるだけガソリンを燃やさない(エンジンを回さない)のが良いに決まっている。ではガソリンを燃やすのはどういうときか。もちろん、速度がある程度上がり、エンジン走行での負担が小さくなったときである。いったんエンジンがかかってしまえば、ガソリン車と変わらない。なので、ストップ・アンド・ゴーが頻繁になる、すなわち街中の走行では思ったほどのパフォーマンスは出ない。

まぁいずれにしても過大な期待は禁物ということだね。今使っているものを処分してもメリットがあると判断したら手を出せば良いのではないかな?

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