膝蓋靱帯(付着部)炎

この数ヶ月、突然左ヒザの痛みに襲われることが多くなりました。歩けないほどではなく、いつの間にか痛みが引いていたりしましたので、歳のせいかしらん、などと高をくくっておりましたら、やってきました、すごいのが。

もう、膝は曲げられませんし、当然歩行にも支障が出ます。寝ていても痛みますし、当然運動なんかできません。入浴したり、クルマで出掛けるにも支障が出る始末なので、近所の整形外科にかかりました。結果、診断されたのは「膝蓋靱帯(付着部)炎」。気質的なもので痛風とかリュウマチとかそういうものではなくホッとしましたが、痛いのには変わりありません。

調べてみたら、「ジャンパー膝」とも言われるそうで、その名の通りジャンプするようなスポーツを若い人がやると発症するようなことが書かれていますが、要は膝蓋骨(膝の皿)にくっつている膝蓋靱帯の周辺が炎症を起こしたもの、のようです。

考えてみれば、毎週3時間を越えるスポーツジムでのトレーニング、毎日1万歩以上を目標に歩き回っていたのですから、膝にも負担がかかるのは当然と言えましょう。加えて、この春から職場環境が変わり、冷房がきつい上にストレスフルになったのも影響しているかと思います。

治療と言えば、できるだけ歩くのをやめて、ロキソニンテープを貼り付け、消炎鎮痛に励むしかないようです。しかし、ちょっと良くなったからといって、またいつものペースに戻すとかは禁物です。私はこれで呆気なく再発し、またもロキソニンテープのお世話になりました。とほほ。

歩くのを控えるようにと言われても、仕事には行かなければなりません。階段の上り下りはできるだけ避けて(それ以前に使えませんが)、エスカレーターやエレベーターを極力利用するのですが、これがまたストレス。平常時はあまり気にもしていませんでしたが、駅エレベーターやエスカレーターって、基本的に「待つ」必要があるのですよね。

何人も並んでいて1回では乗り切れず、それでも待たねばならぬエレベーター、長蛇の列の末尾についてようやく乗れるエスカレーター、こういうものを利用しなければならないというのは、逆を言えば非常に不便なんだと思い知らされる始末。何事もほどほどに。自由度の高い生活を送れるというのが、何より素晴らしいことなんだと思い知らされる出来事でした。

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