今日は子供に付き合い公園テニスなぞをしてきたのだが…。
その帰り際、公園に作った「秘密基地」に案内してくれるという…。
結論から言うと、秘密基地などというものは撤去されてなくなっていた。
樹木の手入れの際に、撤去されたと思われる。
秘密基地といっても、段ボール箱を樹木を利用してハウス風に仕立てた、単純なものだったからなぁ。
秘密基地、懐かしいな。
誰でも一度は作ったことがあるだろう、秘密基地。
私は千葉の漁師町で幼少期を過ごしていたが、大家が海苔漁師をやっていた関係で、海苔を煮たり干したりする小屋が敷地内にあった。
そのうち大家は海苔漁師をやめてしまったが小屋だけは残り、そこは同じ借家住まいの子供や周囲の子供の格好の遊び場となった。
何しろ、雨はしのげる、かなりの広さがある、訳のわからない機械は置いてある。
明かりがないことを除けば、遊びでは満点だった。
そこに、段ボールやら漫画本やらを持ち込んだり、なにやら怪しげな実験をしたり…。
今から思うとかなり不気味な場所だったと思う(夢に出る)のだが、子供らには好奇心の方が勝ったのだろう。
いい意味での秘密を持てないと、どこにそういうものを持つようになるのかなぁ。
ゲーム世界やネットの世界で、というのは聞いたことがある。そうなんだろうか?
とすると、今の秘密基地はバーチャルな世界にある、ということになるなぁ。