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水澤観音へ行く

ある願掛けでお札をいただき、願が叶ったのでお札を納めに行く。場所は、群馬県伊香保町、水澤観音である。

水澤観音(正確には第十六番五徳山水澤寺)には、本尊として千手観音像がお祀りしてある。祈祷も、千手観音の前であげていただいた(この本尊は祈祷をいただく人しかまみえることができない)。車で行き、お寺の駐車場に車を停めれば、階段などを上がることなく直接お参りができるが、ここはやはり山門をきちんとくぐり、階段を上っていきたいものだ。山門から入ると、仁王像が迎えてくれる。

お札を納めるるお堂は、駐車場から入りすぐの位置にある。賽銭を入れ、スリッパを履き、奥の仏様(失礼ながらお名前を忘れました)の前に行き、お礼を言う。お札をそこに置き、お堂を出る。これで、とりあえず目的は果たした。

水澤観音は、本尊の千手観音像のほかに、龍王弁財天、六道地蔵など多くの仏様がまつられており、いろいろ回ることができる。とりあえず、守護神である文殊菩薩にお参りする。お線香が、パートのおばさんの判断で勝手におしまいにされてしまうのはつらいところだ。

さて、水澤観音に来たら、水澤うどんを食せつに帰るわけにはいくまい。水澤の地名の通り、水がきれいなこの場所では、古くから饂飩=うどんとして食べられてきたらしい。水澤観音へ上がる県道沿いには、うどん屋が軒を連ねる。みな同じように見えるが、実は店によってかなりの違いがある。

以前は、丹次亭を利用していたが、山門前の本店が閉まり、それ以前でも本店と支店の味には違いがあることになっていたので、自然と遠のくことになってしまった。今では、大澤屋を利用している。聞けば、この店はTBSのアナウンサー?である大澤悠里の親戚筋らしく、一時それを聞いた人で賑わったららしいが、今ではそんなことは関係なしに繁盛しているようだ。

この店のお勧めは、自家栽培しているマイタケの天ぷらである。とれたてのマイタケを、塩味を含ませた衣に絡ませ、風呂桶ほどもあろうかという大きな鍋で一気に揚げるという。短時間で揚がるせいか、衣に油っぽさがなく、しかも別につゆを浸ける必要もなく、熱いままでいただくことができる。マイタケ嫌いの人でもOKと思われる感じで、一人前などあっという間に平らげる。

肝心のうどんの方も、あとでお腹にずっしりと来るコシのあるうどんだ。もちもちしており、これを温かいつゆでいただく、薬味は、長ネギ、わさび、すりごまが用意されているのでお好みで。

これらとは別に今日の一品というのがある。そのときは、蕗の油炒めである。蕗というとふにゃふにゃした感じを連想するが、一口食べてゴボウ?といった感じの堅さである。が、これがなかなかいける。唐辛子で少し辛みを付けているのがいい。

奥深い山奥にあるという感じだが、前橋からでも車で一時間かからず、渋川からならバスも使える。近くには、いろいろあったが伊香保温泉もある。なんとか博物館といった趣の施設や怪しい休憩所もあり、あまり派手なことが好きでない人にはいろいろ楽しめる一帯である。

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