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小さなお客さんPart2(5)

もういい加減このタイトルもどうかと思うのだが…。だがほかに適当なタイトルも浮かばないのでこのまま続けることにしよう。今回は、水槽中に大量発生したタニシの話である。このタニシ、ショップから購入してきた水槽に付いていたもののようだが、放っておくととんでもないことになることが判明した。

まず、水草を大量に食い散らす。イメージ的には、アメリカシロヒトリの付いた柿の木だ。我の幼虫の付いた樹の葉はひとたまりもない。こんな感じに水草がなる。茎以外の部分がなくなる。ただし、マツモなどの葉の細いものは苦手のようで、葉の広いものに付く。

次に、卵を産み散らかす。カエルのように、粘りのあるジェル状の卵を産む。中には、数十匹分の仕込みが見える。これが孵るのだからたまらない。たちまち水槽中はちっちゃな貝で溢れることになる。最初は、貝が増えたねぇ、なんてのんきなことを言っていたが、ぼろぼろの水草を見るにつれ、これではいかんと撤去を試みる。ちょうど、水槽の水替えのタイミングなので、水を1/3ほどかきだした状態で、水槽のガラスや水草に付いている貝を1匹ずつ捕りだして別のバケツに移す。

その数、大小取り混ぜ軽く100匹を超えた。これだけの貝がいたのだとは信じられないくらいだ。しかもいかんことに、写真を撮り忘れた。これでは状態を視覚的に訴えることはできない。が、見ない方がいいものもある。

これでも、まだ水槽内には残っているらしく、しばらくすると水槽のガラスに上がってくる。どうやら、砂利の中にも住んでいるらしいので、そのうち全面清掃の際に撤去するしかなさそうだ。

問題なのは、取り出したタニシをどうするかだが、そのへんの川や池に放すわけにもいかないし、可哀相だが内緒の方法で処分させてもらった。どこかでタニシが大量発生、なんてことを防ぐためにはしょうがない…。タニシを食する肉食性の生き物でもいれば水槽で飼ってもいいが、そうしたらメダカ(すでに忘れられている?)やエビが危ない。さすがにメダカには無理だろうなぁ。

いやはや、たかが水槽でメダカを飼うのも大変である。最初に持ち込んだ子供といえば、エサをやることも忘れている。おいおい、早すぎるだろう?そんなんじゃ鳥類、ほ乳類は夢のまた夢だぞ。

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