最初のしいたけは、知らないところで混ぜご飯の具になってしまったのであった。
じかいはと念を押し、収穫現場に立ち会おうと準備をし、いよいよその日を迎えたのであった。
日に日に大きくもっこりとしてくるしいたけ群にくらくらしながらも、まだまだ大きくなると自分に言い聞かせ、じっと機会を狙うのであった。
こんな栽培キットで、こんなに大きくなるとは思わないので、正直驚きである。
株を袋から出し、見てみると大きなきのこがこんなに。
下の方から生えるのは、最初に、何回か落としたことによるのかも知れない。
収穫しようとすると、根本から土台まで剥がれてしまいそうなので、ナイフで石突きから切り離すことにする。
色こそ薄いが、立派なしいたけだ。
香りがすごく強い。
やはり、新鮮なのだなぁ、と思う(当たり前だ)。
でこのしいたけは、さっそく炭火で焼いて食べるべく、炭焼きコンロの準備をするのであった。
ついでに、イカやエビ、油揚げ、ほかのきのこ類など、調達し、今日は炭火焼きパーティとなったのであった。
よく見ると、もうほかにも芽が出ている。
楽しみなのであった。