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大塚・歳勝土遺跡公園

「大塚・歳勝土遺跡公園」は、「横浜市歴史博物館」から歩いていける、弥生時代の遺跡を公園化した施設です。昭和61年に国史跡に指定されている「大塚遺跡」と「歳勝土遺跡」を中心に構成されます。中には、旧家の民家も移築されており、「都築民家園」として親しまれています。

「都築民家園」である旧・長沢邸。横浜市都筑区牛久保にあった旧家の母屋と馬屋を移築したものだそうです。専門的なことはよくわかりませんが、柱の作りなどから、相当古いものだとか。バックのマンションが興ざめなのは、仕方ないですねぇ。

茅葺きの屋根は、こうしてワイヤーで釣って補強しています。

手前が馬屋です。母屋と馬屋は、横に並んで配置されています。

いいですねぇ、いかにも涼しそうで、田舎を思い出します。縁台に腰掛けてしばし涼みました。

庭の栗の木と無花果の木。まだまだ緑ですが、どうも今年は膨らみが悪いような気がします。

遺跡の方は、こういった住居や倉庫を復元したものがずらりと並んでいます。環濠・土塁・木柵、木橋も復元されており、そっくりムラが復元されているという感じなのですが、周辺の開発が進んで見渡せば高層マンションとショッピングモール、という状態ですねぇ。

で、お約束の公園で見かけた昆虫たちです。

セアカツノカメムシ。おしりの突起が特徴的です。生きているときはこんな色ですが、死ぬと黄色くなるそうです。

スジグロシロチョウ。モンシロチョウと間違えやすいのですが、羽根に黒い紋がなく、替わりに黒い筋が入っています。

こちらは葉を食い荒らすニジュウヤホシテントウ。どういうわけかナス科の植物がそこらに生えており、これに食いついているみたいです。同じように見えるナミテントウのバリエーションとは全然違います。

カマキリの幼虫。こんなに小さいのにしっかりと狩りの体勢です。

オーソドックスなカナブン。

ジャノメチョウ。羽根の紋によってヒカゲチョウの種類と間違うこともあります。

お疲れ様でした。

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