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メジロ帰る

セミが朝からやかましいのは、夏になればいつものことだったんですが、今朝は変わったものが落ちていました。メジロのひな鳥です。朝からカラスが妙にやかましかったので、多分こいつのせいでしょう。脅されたか、追われたかで逃げてきたに違いありません。

まだ足下もおぼつかない感じです…。

このままにしておいてはおけないので、保護することにします。手近な箱(実はW-ZERO3を運んできたWILLCOMの箱だったりする…)に新聞紙を切って敷き詰め、そこにとりあえず入れておきます。少々弱った感じですので、何か食べ物とか支給したいのですが、まずは落ち着かせることが先決でしょう。このまま、少し待つことにします。

この間、外では親鳥と思われるメジロがしきりに鳴いて、ひな鳥を呼んでいるようです。落ちたところがわかるのでしょうか、家の前を行ったり来たり、しています。ちょっと可哀相ですが、親鳥の方は少し放っておいて、まずはひな鳥の回復を待ちます。

子を探す親鳥。番(つがい)です。

メジロのひな鳥などを間近に見る機会などほとんどありませんが、よく見るとメジロといいながら目の周りの隈取りが白くなっていません。本当にひな鳥なんだ、と思いつつ、このあとどうすればいいんだろうと不安になります。実は、当方小鳥を飼ったことなどありません。虫か魚専門なので、まったくノウハウがありません。

果物の汁を舐め、柔らかな肉片を与えると、少し元気になったようで、動き回ります。ベランダに箱を出しておくと、外で鳴いている親鳥に呼応してひな鳥も鳴き始めます。最終的には、いまひとつ方向感覚の定まらない感じで、飛び立っていきました。もしかして下に落ちていやしないかと調べましたが、見あたりません。親鳥もいなくなったので、多分離れた場所に移動したのでしょう。

何はともあれ、よかったです。以上、私は仕事で途中で脱出したので、インタビューを元に構成しました。

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