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生田緑地その2

前回の記事「生田緑地その1」では、生田緑地の主に「日本民家園」の部分について書いたので、今回はそのほかの部分について書いてみようと思ってます。生田緑地自体は、日本民家園がメインというわけではなく、ほかに「岡本太郎美術館」などを収める広大な公園です。その一片でも伝えられればと思うのですが…。

生田緑地は、神奈川県川崎市多摩区に位置する、広大な公園です。日本民家園の方から進むと、かなり長い、しかも急勾配の階段を延々と下り、たどり着くことになります。

ひたすら緑、緑です。

降り付くと、そこには「岡本太郎美術館」があります。岡本太郎氏は、70年大阪万博の「太陽の塔」、そして「芸術は爆発だ!」という有名なフレーズがありますが、川崎市は岡本太郎氏の生誕の地であり、たまプラーザとも無縁ではありません。その氏の作品を多数展示する美術館が、この生田緑地にはあります。ただ残念ながら、私はスルーしてしまいました。感性の違いは、どうしようもありません。

生田緑地には、すでに書いた日本民家園、岡本太郎美術館のほかに、広大なゴルフ場もあります(緑地を切り開いてゴルフ場、というのには少々違和感があります)。また、日本民家園巡りをする際に入場した、伝統工芸館、ここは主に藍染めの実習などを行っています。青少年科学館は、名前にしては小規模な施設ですが、ちょっとしたおもしろ目の展示を行ってくれています。そしてプラネタリウムは、小粒ながらガイドのおじいさんの軽妙な語り口で、約40分のツアーを楽しめます。

あとはこんなのもあって、ちょっとしたレトロ気分を味わえます。

JR東日本から払い下げを受けた、50年ほどまえの客車です。当然、冷房設備などは付いていません。信じられないかも知れませんが、両端の乗車口のドアは手動で、通常は空けたまま走行します。私の小学生時代には、常磐線上野・取手間などでこの手の車両が普通に走行していました。ドアの脇に立ち、流れる風景を眺めながらの乗車も、趣深いです。ただし、今思えばかなり危険でした。

大人気というD51(デゴイチ)です。これも払い下げですが、どこから払い下げられたのかは、見てません(すいません)。

赴いた目的は日本民家園だったので、こっちはあまり長居せずに帰りました。よく調べると、ほかにもいろいろ興味深い施設があるところです。日を改めて、赴きたいと思います。

生田緑地その1

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