少々前後しますが、三が日に水澤観音にお参りに行って参りました。水澤寺は、このブログでも何回か取り上げておりますが、群馬県渋川市伊香保町にある、由緒正しきお寺です。実は、三が日にお参りするのは初めてなのかも知れませんが、これほどあれこれ並んだ日も珍しいでしょう。
水澤観音は、去年までは群馬県北群馬郡伊香保町に属していたのですが、平成の大合併の影響で、渋川市に対等合併しました。そのため、現在は群馬県渋川市伊香保町という少々ややこしい地名となっています。
余談ですが、渋川市と対等合併した町村と当の渋川市は、合併後の住所表記が少々複雑になっているようです。そのため、渋川市渋川(旧渋川市)、渋川市伊香保町(旧群馬県北群馬郡伊香保町)、渋川市小野子(旧群馬県北群馬県小野上村小野子)など、旧町名を引き継いだり、大字名だけ引き継いだりと、住んでいる人は大変だろうね、といった話を同行人としたのを覚えています。私などは、行くたびに微妙に住所表記が変わって???なのですが、道路の行き先表示などは以前と変わらないので、車で行く分には迷わないで済むだろうな、と気楽に構えていますが。
今年の干支は猪で、張り子の猪が妙に愛嬌があり、欲しくもなったのですが非売品ということで…。
水澤観音でお参りしたら、帰りは水澤うどんを食べて帰りましょう。お勧めは、大澤屋でしょうか。内部は、岡本太郎の作品で溢れています。TBSの「大沢悠里」とは無関係、とわざわざ張り出してあります。本題のうどんは、コシがあって美味しいものですが、何といってもここのお勧めは、マイタケの天ぷらでしょう。地元取り立てのマイタケを風呂釜ほどの鍋で天ぷらにして、衣にはすでに塩味が付いていますので、そのままかぶりつきます。ほどよい塩加減と、取り立てのマイタケの歯ごたえと香りで、あっという間に食べてしまいます。
この大澤屋、一号店と二号店がありますが、一号店の方がよろしいようです。同じく、丹次亭も本店と支店がありましたが本店の方がよかったようです。参道脇の本店は閉店し、離れた場所の支店のみの営業になりましたが。ここは、山菜(伽羅蕗とか)の煮たのが名物でしたが。
それにしても、たくさんうどん屋があるのですが、客の入りはずいぶん違います。店の作り、駐車場の整備状況、うどんの善し悪し、サイドメニューの内容など、いろいろ差別化の要素はあるのでしょう。