今日は暖かかったですね。というわけで、今日は神奈川県立七沢森林公園に行ってきました。神奈川県厚木市七沢にある、64haの面積を誇る森林公園です。ちなみに、七沢は、「ななさわ」と読みます。恥ずかしながら、私はしばらくの間「しちさわ」と読んでいました。近くに温泉もある、東丹沢にある広大な公園です。
リンク: 七沢森林公園
七沢森林公園へは、東名高速道路を厚木インターで降りて、10分ほど七沢温泉郷方面に走ると着きます(車の場合)。公共交通機関を使う場合は、小田急電鉄小田原線愛甲石田駅から神奈川中央バスの路線バスがあります。横浜からは、車の場合なら30分で着きます。
この公園の特徴は、起伏に富んだ地形と、バラエティ溢れる広場と言うことができましょう。広場には、ピクニック広場、おおやま広場(丹沢山麓の大山からきているのでしょうね)、せせらぎ広場、野外ステージ、わんぱく森、とうげの広場、があります。これらを、起伏に富んだ、ときには急峻な遊歩道が結んでいます。一日歩けば、足が痛くなること受け合いです。
この公園は、おおざっぱに見れば、カシ、クヌギなどの落葉広葉樹の森、杉などの常緑針葉樹の森に分かれているようです。ちょっと乱暴な気もしますが、中央の県道を挟んで植物相が違うような感じもしますよね。
この公園、今頃行くと、人がいません(笑)。あるのは落葉樹の茶、常緑樹の緑、多年草の緑、こういった色しかありません。せいぜい、椿の赤と白。あまりに色彩に乏しいので、冬に訪れる人は少ないのでしょう。その代わり、春から秋にかけては見所がたくさんあると思われます。その季節には、もっと賑わうのでしょう。人がいない替わりに、静寂の中にあるわずかな音を楽しむことができます。地面に積もる枯葉のこすれる音、ゲラの種類の鳥が木を遠くで突く音、わき水の流れる音、普段は聴くこともないであろう音、そのような音を楽しむことができます。
この公園は、丹沢山麓の東側にあるので、丹沢山麓を目の前に見ることができます。まずこちら、「森のかけはし」という橋から丹沢山麓を臨む、です。県道を挟む二つのエリアを結ぶから、「かけはし」ということなのでしょうね。それにしても…。あと、「ななさわの丘」という、標高160mにしては見晴らしのいい場所があります。そこから見る丹沢山麓のパノラマも絶景です。
野性のサルが出るそうです。園内アナウンスで、野生のサルが出るから、餌をあげたり、目を合わせたりするな、と言っておりました。タイマン禁止、ということでしょうか。目をそらせば負ける、目を合わせれば大ゲンカ、どうすればいいんでしょうね。それにしても2枚目のサルは、どうみてもゴリラですね。
最後におまけです、近くの野菜直売場の立て札です。何の野菜かはわかりますよね。ちなみに、同じ野菜を「ぶっこりこー」といった人も知っています。日本人は食べるべきでない野菜でしょうか。
これから何回かに分けて、七沢森林公園で見掛けた生き物を紹介していきます。