8月になって初めて行ってきました。8月は何かと移動ばかりで、なかなか好きなところに行けないのですが、8月が終わってしまう前にということで、行ってきました。夏も終わりに近づくと、生き物の顔ぶれも少し変わってきます。
水無月。空木の園芸品種だそうです。これは管理棟の脇に植木として植えられていたものです。
ミナヅキの花にくっつくハナムグリ。こいつは花粉を食べるんですが、この花では…。
畑の脇で見掛けた蝶ですが、種類がわかりません。色合いからジャノメチョウの仲間のような気もしますが、紋がありません。後翅の特記が特徴だと思うのですが…。
実は今年初めて見ました、ヒグラシです。青と茶の模様が好きです。2番目の写真のヒグラシには、お腹に白いものが付いていますが、これはセミヤドリガという蛾の幼虫だそうです。うっかり捕まえなくてよかったです。
おなじみのミンミンゼミですが、横から撮ったアングルはどうでしょうか?
エンマコオロギの幼虫です。そろそろコオロギの季節ですね。
街路樹や庭木でおなじみのサルスベリです。今頃の季節にこの色は目立ちますね。
山に入れば、ヒガンバナの仲間のキツネノカミソリという花をところどころで見掛けるようになりました。ヒガンバナと同じで、花が咲くときには葉はありません。
コヤブラン。ヤブランの仲間ですが、こちらの方が名前の通り小振りです。
ヒカゲチョウの仲間のサトキマダラヒカゲというそうです。ヤマキマダラヒカゲというのもいるそうですが、区別の方法を教えられても私にはよくわかりません。ふつうに見られるということで、サトキマダラヒカゲかと。
趣向を変えてクモでも。イオウイロハシリグモというらしいです。体の側面の白いラインがくっきりとして茶色のボディに映えます。ただ変異が大きいらしく、こういう模様になるのは全体の一部だとか。
おなじみオンブバッタ。このあたりからバッタ類が多くなります。
ミヤマフキバッタ。短い羽根のために飛ぶことができないバッタだそうです。
ハネナガイナゴのカップル。名前の通り羽根が長いのですが、これはコバネイナゴと比べるのに便利そうです。いわゆるイナゴで、稲の害虫です。
この連載ではおなじみのハンミョウ。進行方向に飛んで逃げるので、別名ミチオシエです。きれいな虫です。
ちょっと羽根がぼろぼろになってしまっていますが、スジグロシロチョウです。いつもこのあたりをひらひら飛んでいますが、なかなか留まったところには出くわしません。
ミヤマアカネを2種。片方の羽根の紋は白く、もう一方は赤くなっていますが、同じ種類です。羽根の色付きの部分が先端までないので、ノシメトンボなどと見分けやすいです。
おなじみのオオシオカラトンボ。ここでは、このトンボがもっともポピュラーではないでしょうか?
こちらは普通のシオカラトンボです。
ノシメトンボ。胸の模様が熨斗目に似ているかというのは以前も書きました。このトンボ、いつも決まった場所にいます。
水面にはアメンボばかり。この巨大なアメンボは、文字どおりオオアメンボです。アメンボにもいろんな種類がいます。ちなみにカメムシの仲間です。
これもおなじみのチキチキバッタです。飛ぶときに、羽根と後肢を擦り合わせて音を出します。
バッタの王様、トノサマバッタです。これは灰茶色バージョンです。
そろそろ終わりです。キョウチクトウの花。どういうわけか、この日に撮った花の写真には、必ず虫が参加しています。これはアリですね。
締めは猫です。近くの民家の門のあたりにいた猫ですが、なんとも挑戦的です。
今回は長かったですね、お疲れ様でした。