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マクロレンズで花を撮る(大塚・歳勝土遺跡公園編)

ちょっと前になるのだが、天気のよかった日曜日、横浜の大塚・歳勝土遺跡公園に出掛けたのであった(実はこれはついで。本当の目的は秘密)。この公園は、横浜市歴史博物館に隣接し、大塚遺跡、歳勝土(さいかちど)遺跡を中心としたもので、都築民家園を内部に含む。例によってカメラを持参し、マクロレンズのみで撮影にチャレンジしてみた。春を感じさせる風景を撮れたかな、ということで、ピックアップして紹介したいと思うのだが…。

最初は、小手毬。大塚遺跡の修復住居の脇で。小さい花が集まって鞠のような形を作る。すごく愛らしい。

木瓜(ボケ)の花。赤と白がある。名前のせいかあまりいいイメージのないこの花。梅にかき消されるかのように、ひっそりと咲く花。地面の低いところに咲く花。でも好きな花。

山茱萸(サンシュユ)の黄色い花。別名は春黄金花というそう。この季節に樹に咲く、黄色い花といえばギンヨウアカシア。この花もすごく愛らしい。樹全体が黄色くなる。秋には赤い実がなるそう。

おなじみアブラナ。いわゆる菜の花。拡大して見ると、別の花のよう。

水仙。この黄色い水仙の品種は、ラッパ水仙というそう。言われてみれば、確かにラッパである。大きい写真も付けてみた。ラッパ部分が衣装のような感じ。

ヒイラギナンテン(柊南天)。この季節は、至るところで見ることができるが、花だけ見ると、果たして何かわかりにくいところ。柊のようなとげとげの葉に、南天のように花がぶら下がっている、あんな感じである。わかるかな?

これもこの季節にはおなじみ、馬酔木(アセビ)。赤い品種もある。かわいらしい花が連なっている感じは、なぜ馬酔木なのか?ちょっと不思議。

最後はコブシ(辛夷)。冬の間は、もこもこした大きなつぼみでしのぐ。こぶし大の花を咲かせることが由来。あまり大きすぎて嫌いという人もいるが、私は好きだ。遠目にわかるコブシの樹を見ると、うれしくなる。すぐに散ってしまうのが残念。3枚目は開きかけ。

さて、つぎは何を撮ろうか。撮るものに悩むうれしい季節の到来だ。

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