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水槽からイトトンボ(2)

先だって、ヤマトヌマエビのいる水槽でイトトンボが発見されたということを書いたが、イトトンボが侵入してもおかしくないのでは?という指摘ももらったので、改めて検証したい。

前の記事: 水槽からイトトンボ(1)

水槽にはプラスティック製のふたをかぶせられるようになっているが、その2つの隅は2cm×2cmほどのへこみがあり、エアーチューブや餌やりに便利なようになっている。だが、この隙間からヤマトヌマエビが逃げ出すという事件が起きたので、ここをふさぐことが条件となった。というわけで、我が家の水槽にはほとんど隙間がない。

このように、透明プラスティックでカバーを自作して、はめてある。あえて隙間といえば、チューブ脇の数mmの空間だろうか。だが、ここから侵入するには、翅の大きな昆虫などは無理がある。

と思っていたら、謎は案外とあっさり解けた。というか、それでも依然として謎のままなのだが。水槽に上の方をよく見ると、ヤゴらしきものが羽化した痕跡が発見されたのだ。とすると、水槽内に棲んでいたヤゴが羽化し、それが見つかったと見るのが自然である。

だが謎の解決は、新たな謎を呼ぶ。なぜここにヤゴがいるのか?水槽は屋内で、ここにイトトンボが侵入し、しかも水槽の中に入り、産卵しなければならない。水は、水道水を一昼夜さらしたものを使っているので、川や池から侵入することもない。まさか、サラしている最中に産卵された?だがイトトンボがわざわざマンションの上階まで来て、バケツの中に産卵するだろうか?

可能性が高いのは、春先に入れた藻である。ここに卵が付いていたと考えるのが有力である。動物性の餌には事欠かない。それにしても、水槽を洗わなくてよかった。そういえば、ヤゴなんてよく知らない人が見たら、小さなエビだよなぁ。

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