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夏の終わり―新治市民の森と新治里山公園

もう夏も終わりということで、どこかに夏の風景を取りに行こうと行ったのが、横浜市緑区の新治市民の森である。実はここは山の中を歩くよりも、周辺の畑や田んぼの脇を歩いていた方が楽しかったりする。

田んぼに案山子。

市民の森の方は、何度もこのブログで書いているので、今回は「新治里山公園」の方を紹介してみようかと。実は、新治市民の森の一画を都市公園として整備しようという計画があって、その一環で旧奥津邸を中心としたあたりを「新治里山公園」として今年スタートさせたようなのだ。旧奥津邸自体は、「にいはる里山交流センター」となっている。

リンク: 旧奥津邸へようこそ!

公園整備計画についてはこちら。

リンク: 横浜市 環境創造局緑事業課 新治里山公園整備計画

この手の計画は、ちょっと苦手である。たまに訪れて写真だけ撮っていく私にはこの件についてものを言う資格はないのだろうけど、何でもかんでもきれいに整備してしまえばいいと言うものではないと思うのだが…。計画には地元の方やボランティアの方など中核となる方々が参加しているので、私などがとやかく言う筋合いのものではないとはわかっているつもりなのだけれど。そのうちあの風景が見れなくなるとは、複雑である。

で、旧奥津邸を紹介すると、こんな感じだ。詳しくは上のHPをご覧いただくとして、奥津家が所有していた緑地と建築物を横浜市に寄贈したというものだ。いやはや寄贈とは気前のいい話だが、素晴らしいことである。さっそく、上がらせてもらうことにした。

納屋。

芙蓉の葉の陰に、控えめな立て札。

芙蓉の花の向こうに、山門が見える。

母屋の全景。わりとモダンな感じ?

山門の裏は、このようになっている。左手は上がると四季の野草館、といった趣。手前にあるのは柿の木。

配達される牛乳を入れる木箱。私の家でもこうでした。懐かしい。

この日は、栗の渋煮を作っていたとかで、台所や居間には家族連れがぎっしりであった。場違いな私は上がることもできずに外からパチリ。

庭園風の植木と土蔵、そして芙蓉の花。

旧アグリファームズ。奥津氏が営んでいた園芸店のあとだそう。このあたりが公園として整備される。

撮影機材:キヤノンEOS 40D+タムロンA20E

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