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夏の終わりに出会った蝶

夏も終わり秋が目の前という頃になると、それまでより蝶が目に付くのはなぜだろう。2回ほど、写真を撮りに行った場所で意外なほど多くの蝶に出会うことができた。それらをちょっと紹介できたら、と思っている。

場所:神奈川県横浜市緑区「新治市民の森」
機材:キヤノンEOS 40D+タムロンA20E

最初はアゲハチョウ。水を吸いに来ていたクロアゲハ。翅も崩れておらず、きれいな蝶である。

百久保付近にて。

お馴染みアゲハチョウ。花の蜜を吸っては飛び立ち、すっては飛び立ちとせわしないが、それでも見せてくれる一面である。

曲坂付近にて。

アオスジアゲハ。地面に水を吸いに来ていた。普段はあまりじっとしていないこの蝶も、暑さには敵わなかったか…。

百久保付近にて。

モンキアゲハ。黄色っぽい紋と赤い模様がきれいなアゲハチョウ。これもけっこうせわしなく飛ぶので、なかなか収めることは難しいのだ。

曲坂付近にて。

次は、タテハチョウの仲間だ。最初は、以前にも紹介したコミスジである。翅を立てて止まっているのは、結構珍しいかも。

鎌立谷戸付近にて。

キタテハ。黄色い地に黒い紋のチョウは区別が難しい。ほとんどツマグロヒョウモンだったりするが、これはたぶんキタテハ。

旭谷戸付近にて。

黄色いチョウを2種。ひらひらと飛んでいる黄色いチョウは、なかなか止まってくれないのである。最初は、キチョウ。文字どおり、黄色いチョウである。

曲坂付近にて。

モンシロチョウがいるならモンキチョウもいる。キチョウに似ているが、後ろ翅に紋があるのでわかる。

曲坂付近にて。

シジミチョウの仲間。シジミチョウは、羽を閉じてしまえばいたって地味なものが多いのだが。最初はウラギンシジミ。裏面は銀色のような感じで、表は紫だったり茶色だったりする。これは茶色だったので、メスか。

池ぶち付近にて。

ムラサキシジミ。羽を広げればきれいな紫色なのだが、これも地味であるなぁ。

池ぶち付近にて。

ヤマトシジミ。ルリシジミよりは翅の裏面の黒い紋が多く目立つ。

池ぶち付近にて。

山となればジャノメチョウの仲間も多い。こいつはヒメジャノメ。白い筋が目立つジャノメチョウだ。

旭谷戸付近にて。

ヒメウラナミジャノメ。ヒメが付くのが多い。

平台付近にて。

ヒカゲチョウ。文字どおり日陰が好きなチョウ。

見晴らし広場付近にて。

まだまだいる。こんなチョウも。ダイミョウセセリ。セセリチョウの仲間だが、羽を拡げて止まる。

旭谷戸付近にて。

ぱっと見た目に似たようなチョウも、皆が違った形態を持ち、違った生態を営んでいるのだなぁ、と思う。

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