抜けるような青空の今日、子供の通う小学校などが主宰する、ボランティア清掃に参加する。近くの公園に集合し、学校までの通学路を中心に、ゴミなどを拾おうというものだ。毎年やっているが、参加したのは2, 3年ぶりなような気がする。
前に参加したときは、このブログでも書いたような気がするが、植え込みにねじ込んだ空き缶や、地面にねじ込んだタバコの吸い殻などが多く、イヤになったのを覚えている。それに引き替え今回は、思ったほどにゴミもなく、正直物足りない、というかそんなことを言ってはいけないのだが、皆が袋の下の方にだけゴミを集めた程度なのであった。
毎年やっていれば、ゴミの滞留は1年分だし、参加人数も増えているそうなので、歩く位置によってはすでに回収され、ぺんぺん草一本生えていない状況にもなりかねない。それ以前に、ゴミをそのへんに捨てるのは恥ずかしいことだと、そんな意識が芽生えているとしたらうれしいことだ。
余談になるが、最近は歩きタバコをする人間が最後にその吸い殻をどうするのかな、というのを見る機会がある。全面禁煙の駅に灰皿があるケースはないし、あるとしたらコンビニ、たばこ屋の前、くらいだろうか。先日も、目の前を歩いていた男が駅に近づくにつれ、周りを気にしだしたのでどうするのかと思ったら、いきなり植え込みの脇に入り、地面に吸い殻をねじ込み、そのまま出てきたのを目撃してしまった。周囲を気にしたり、隠れて捨てるくらいだから、やましい気持ちがあるのだろう。そんな気になるなら、携帯灰皿のひとつでも持ち歩けば済むのに、と思う。むしろ、路上に捨ててくれた方が、掃除もしやすいだろうに、と思う。
ゴミを拾い集める子供に、「吸い殻ばっかし落ちてるね。」などと言われないようにしなきゃ恥ずかしいなぁ、と思ったイベントであった。