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(ほぼ)毎日遅れる田園都市線

この1週間ほど、通勤に使用している東急田園都市線の、朝の遅延が続いている。多分、平日の5日間で見たら、パーフェクトではないだろうか。季節柄、または時間帯的に、多少の遅れは仕方ないと思うのだが、原因があるなら話は別だ。毎日、毎日、謝っていればいいもんだろうか?ちょっとひどいんじゃないの、と思うこの一週間なのだ。

これは12月4日。

先週の木曜日から、朝の8時台にたまプラーザ、あざみ野、鷺沼あたりから上り線に乗って渋谷あたりまで通勤すると仮定しよう。ここで遭遇した状況は、以下のとおりだ。

11月27日(木)
通常より30分オーバー。ただし、二子玉川駅で大井町線に乗り換え、自由が丘経由で都心に入る。東京メトロ半蔵門線内で発煙騒ぎがあったとかで、東武伊勢崎線への直通運行中止、全線各駅停車。7割ほどの運用ということだったが、混雑率200%を超えていたのではないかというほどの混みよう。私も、この1, 2年は経験したことのないほどの状況。

11月28日(金)
意味もなく15分オーバー。いわゆる「お客様混雑のため」か?

12月1日(月)
この日は、早くからやることがあり早めに出たが、それをそのままスポイルされた恰好。鷺沼駅で急病人介護、また二子玉川駅でも急病人介護。この季節、急病人介護が多いが、朝の場合は寝不足+朝食抜きの貧血、夜の場合は酔っぱらって正体不明、そんなのが多いのではないか?私などは、自分のせいで大勢の方に迷惑をかけるのは本当に申し訳ないと、逆の立場なら思うだろう。最も、意識をなくしてしまったら、そう思う暇もなく、あとで猛烈な後悔に襲われるだろう。

12月2日(火)
意味もなく15分オーバー。いわゆる「お客様混雑のため」か?

12月3日(水)
珍しく通常運行?

12月4日(木)←今日
通常より40分オーバー。長津田駅で信号機故障があったとかで、東武伊勢崎線への直通運行中止、全線各駅停車、5割ほどの運用ということだったが、11月27日ほどの混みようはなかった。列車を選べば、割と楽に乗り込むことができ、途中より新聞を読むことができた。7割より5割の方が楽なのはなぜ?と思った。冒頭の画面キャプチャのように、長津田駅とは関係のない東横線、大井町線も影響を受けていたのは謎。

人身事故はしようがないとして、もう少し何とかなるだろうというものはある。たとえば急病人介護だ。実際にどのような急病人なのかは、現場にいあわせでもしない限りはわからない。想像すると上記のような感じなのだが、急病人を誘発するような環境もないかと、最近は思う。この季節、外気温が低いため、車内に空調を入れないことが多い。そのため、混雑してくると人いきれで蒸し暑くなり、空気も悪くなる。マスクなどをしていると、だんだんと呼吸が苦しくなってくるのがわかる。こんな空気なら、気分を悪くしてしまう人が出てきてもおかしくないだろう、というのが推理。別にクーラーを入れろとはいわない、適切に換気をして外気を取り込み、車内の温度を下げてやることは、そんなにエネルギーはいらないと思うのだ。

このとき、窓を開けて車内換気にご協力を、とアナウンスが出るが、雨の日は開けられないし、最近の車両は窓が開かない構造になっているものも多い。もっとも、この季節に窓を開けるのは、周囲の人への配慮という点でも難しい。ほんと、難しいのだ。

あと一言言わせて欲しいのは、「振り替え輸送」だ。免罪符のように振り替え輸送をご利用下さい、と言うが、定期券や回数券のユーザー以外には無意味だし(私は定期券を使っていない)、そもそも振り替えのための路線にたどり着くまでがたいへんだし、結局はそのまま乗っていた方が早く着く、ということを皆知っている。時間よりは混雑から抜け出したく、途中で別路線に移る場合もあるが、時間は余計にかかる(11月27日参照)。しかも、出発駅の段階でJR線や東京メトロ線を使えと出るが、そこにたどり着ければ、もうほとんど着いているのだ。これでは、振り替えの意味などないだろう。

自分でもうるさいことをを書いているなぁと思うのだが、この一週間のことは、何とか記録に残しておきたいと思った。時間と体力の無駄は計り知れない。本や新聞も読めないから時間を有意義に使えない。座れないから睡眠をとることもできない。単なる苦痛である。遅延の原因になるような行動には陥らないようにしようと自分に言い聞かせるとともに、ハードウェアのトラブルはできるだけ予測、回避、解消するように鉄道事業者には要請したい次第である。

あ、ターミナル駅への到着前に、過剰なほど丁寧に詫びのアナウンスが流れるの、アレはいらない。小田急電鉄などは、もっとあっさりしている。あれで却ってイラッとする人も多いはず。やることやって、それを告知し、うまくいかなかったら詫びて、以降は改善して徐々によくなる、そんなのが理想だ。何回も同じことをやり、同じように詫びているだけだから、呆れられるのだ。

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