もう春も近く、好天の今日、横浜市内にある市民の森をいくつか歩こうと、息子とともに出掛けた。市民の森は、新治市民の森、三保市民の森にはよく行く。今回、その隣接地、瀬谷市民の森、追分市民の森、矢指市民の森を一日で歩こうと思い立った。まずは矢指(やさし)市民の森である。
ちなみに撮影機材は、キヤノンEOS 40D、キヤノンEF 50mm F1.8、キヤノンEF-S17-85mmですべて手持ち撮影。今回は風景がメインなので、超望遠レンズの出番はなし、である。
矢指市民の森は、横浜市旭区に位置する、5haほどのこじんまりとした市民の森である。駐車場はないので、電車で赴いた。たまプラーザからは、東急田園都市線で中央林間まで行き、そこで小田急江ノ島線に乗り換え大和まで行き、そこで相鉄線に乗り換えて三ツ境(みつきょう)まで行く。さらに相鉄バスでふたつめ、旭高校入り口まで行く。何度も乗り換えなければならないあたり、秘境だ(実はそんなでもない。中原街道と保土ヶ谷バイパスが交差するあたりなので、周辺の交通量は多い)。
この森の特徴は、「とにかく細長い」というところだろうか。また、5haであるから、一巡りするのに1時間も要しない。散策マップは、こんな感じ。
散策マップ:http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/shiminnomori/yasashi.pdf
旭高校バス停から中原街道沿いを茅ヶ崎方面に歩くこと10分ほど、新矢指橋の下をくぐると脇を上る車道があるのでそこを上がってしばらく歩くと、「中央入口」に到達する。入り口は、もう一カ所「追分市民の森」に至る「南西側入口」がある(マップには載っていないが、「北側入口」もあるようだ)。今回は、そちらを出口にして、散策を楽しんだ。
中央入口から、北側入口方面へ、少し進んだあたり。マップにはないが、「尾根道」と呼ばれるようだ。
「尾根道」の脇は耕地となっている。今は休耕中のようだ。
「くぬぎ通り」に「北側入口」方面から入ったあたり。このへんは、くぬぎというよりは杉の方が多い。
「くぬぎ通り」を南下して現れる木の階段を下る。下りきって振り返ったところ。
「くぬぎ通り」、まだまだ杉の方が多いような?
「くぬぎ通り」、「ひのき通り」との分岐を通り過ぎると、広葉樹が多くなってくる。
「くぬぎ通り」、前方に見えるのは、お隣の「追分市民の森」のウメの花。明るい緑色は、菜の花畑。気持ちがそちらの方に動く。
「しいの木通り」。「南西側入口」方面から来ると、あまりそんな感じはしないが…。
実はこのあたりはバラ科の植物と思われる、トゲのある低木が多い。6月頃には、見事な花を咲かせるのだろうか?だとしたら楽しみである。
ヤブランの実。
しばらく進むとこんな感じで「しいの木通り」らしくなってくる。
「太陽の広場」、ここだけ急に開けている。お弁当を食べたり、ちょっとしたスポーツができそうなスペースである。
誰がかけたのか、手作りらしいかわいらしい巣箱。住人はいないようだった。
「南西側入口」にある案内板。この反対側の橋を渡れば、「追分市民の森」である。
実は「杉の木通り」と「ひのき通り」は歩いていないので、次に機会があれば歩いてみたいと思っている。次回は、「追分市民の森」を紹介したい。