大好きなジャストシステムのOffice Suiteをバージョンアップした。必要なのは日本語入力のATOKとメールソフトのShurikenなのだが、ついでにほかもバージョンアップしてみようと思うわけだ。バージョンアップの価格は15,000円で、ポイントや割引を付加すればもっと安くなる。MicrosoftのOfficeなどに比べればはるかに良心的で安いので、もっとみんなで使ってやってくれよ、と思う次第である。
ちなみに、Shurikenのバージョンアップは間に合わないので、古いバージョンが入っている。これはそのうち、無償でバージョンアップできることになっている。注目はATOK 2009だ。日本語入力は、私の最重要課題である。文章を書くことが日常になっているので、日本語入力にはこだわっている。何度も書くが、腐れMS-IMEなど使う気にもなれない。
ATOKの変換コアが毎回進化しているのは、あえて当たり前のことと思いたい。毎回私を悩ませている、「if文」の変換はうまくいくのだろうか。これを変換すると、「if分」となる。「分」を「文」に変えても、次回はまた「if分」となる。こういったところを変えるのが改善というのかわからないが、何とかして欲しい部分ではある。
ATOK 2009の目玉は、英語入力のためのATOK 4Eが搭載されたということだろうか。「英数」キーを押すと、推測候補モードとなる。このモードでは、入力した英字に合わせて入力候補を次々と出してくれるので、ある程度絞ったところで確定させていけば、すべてを入力せずに効率よく英単語を入力してゆける。
「英数」キー
↓
「diffi」まで入力
↓
↓
候補を選んで確定。
こんな感じである。しかも、単語を入力したら、次に出てきそうな英単語も推測して変換候補に出してくれるそうな。また、英単語のはじまり自体がよくわからなくても、ローマ字で入力すれば候補を出してくれるそうな。ホントかな?
「muzukasii」を入力
↓
↓
候補を選んで確定。
むむむ、こんなのまで変換できるとは。辞書がいらんではないか。2008までは、「ジーニアス英和辞典」と組み合わせて単語の候補などを探していたが、これもいらないことになった。 辞典の方は、本当に意味を調べるときにだけ使えばいいわけだ。
このほか、日本語を入力してF4キーを押すと英語に変換してくれたりする機能が備わっている。英文、英単語混じりの文書を作成するときには重宝しそうだ。
一太郎などは、普段使っていないので何がどのようによくなろうが、あまり実感が湧かない。ここは、やはり使ってみるしかないようだ。