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はじめてのバッテリー上がり

さて、今日はメガネを新調しに行こうと思ったのだ。もう4年になるメガネは、コーティングが剥げ、度も合わなくなってきており、しかもフレームのねじが折れてしまって耳かけが固定されていないという状況なのだ。スペアのメガネをかけているのだが、こっちは重くて大きくてデザインも30年前だ。ということで、眼鏡屋に車で行こうと思ったのだが…。

駐車場から車を出すために、ドアノブを握るのだが、無反応なのである(カードキータイプなので、ドアノブを握るだけで解錠される)。やれやれカードキーの電池が切れたかと思って、普通のキーを取り出してボタンを押すが、解錠されない。まさか?と思って鍵穴にキーをぶち込み(こうやって開けるのも久しぶりだ)ドアを開け、エンジンをかけようとするが、うんともすんとも言わない。これはもしや噂に聞く「バッテリー上がり」というやつだろうか?

さっそく、ボンネットを開けてバッテリーをチェックする。インジケータは、中央が赤くなっている。これは、「要充電」の印である。ほんとうに上がってしまったのか?と思ったが、去年の暮れの車検の際に、バッテリーを交換しているのだ。なので、普通ならこんなに早く上がらない。考えられるのは、室内灯か何かを点けっぱなしにしてしまった可能性だ。

私の車にはバッテリーコードが積まれているが、よほどのことがない限り人様に迷惑をかけたくないので、潔くJAFを呼ぶことにした。22歳のときに車を買ってからこれまで、JAFには加入していたが一度も使ったことがないのだ。なので、今回くらいはいいだろうということで、さっそく電話をした。土曜なので混んでいて、1時間ほどかかるということなので、やむなく部屋で待機して、携帯電話の番号を教えておいた。

思ったより早く、到着の連絡が入る。駐車場に向かえば、見覚えのあるJAFのサービスカーが停車している。さっそくバッテリーをチェックしてもらうと、やっぱり上がってますねと言うことなので、サービスマン氏がバッテリーをごそごそと出して写真のようにセットアップする。そこで、室内を見せてくれというのではいどうぞということにすると、何と「助手席側のスポットライトが点いてますね」ということだ。なんたることだ!つまり、前回に車を使った際に誰かが助手席のスポットライトを点けっぱなしにしてしまい、気付かずに車庫入れしてしまったということだ。犯人はわかっている、お前だ!

まぁ、チェックせずに車庫入れしてしまった私も悪いのだが、たまたま車を使わない期間が長かったので、バッテリーが上がってしまったのだろう。だが、話はこんな簡単ではない。いったん上がってしまったバッテリーの寿命は、2/3ほどに縮むらしい。なので、思ったより早く交換時期が来るのを覚悟して欲しいということだ。また、減りやすくなるらしいので、あまりバッテリーに負荷をかけない方がよいということだ。なんたることだ。

とりあえず、エンジンが始動したので、1時間ばかしどっか走ってきて下さいということなので、本当に走りに行った。また、次の日かその次の日にもまた車を使って下さいというので、明日も出掛けることになりそうだ(もとよりその予定だが)。1時間ほどの運転を間隔を空けて行うのが、バッテリーの充電にはよいそうだ。

いやはや、単なるバッテリー上がりと思いきや奥が深い。これからは、車庫入れ時に室内灯の確認だけはしようと思うのであった。ちなみに、メガネや行きはパス、そのあとに組んでいた予定もすべてパスになり、仕方ないのでジムに行ったのであった。

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