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家の守り神―ヤモリ

出勤前、エントランスの隅に何かいるのを見つけた(こういうことにはめざといのだ)。これはヤモリではないか?と携帯カメラで撮った一枚。こう言うのが嫌いという人もいるから、見たくない人はここから先に進まないで。

ヤモリとは、漢字で「守宮」と書くのはよく知られている。英語ではHouse Lizard。名前のとおり、家に棲みつき、害虫などを捕ってくれる。手足に吸盤があり、このように壁や天井を自由自在に歩き回れる。

よく間違いやすいのが「イモリ」である。こっちは漢字で書くと「井守」。イモリは両生類であるがヤモリはは虫類である。イモリは水の中にもいるが、ヤモリは陸棲である。イモリは壁などを登れないし動きも遅い。要するに両生類とは虫類の違いが、そのままイモリとヤモリの違いとなるようだ。

ヤモリにとっては、今が繁殖のシーズンだそう。卵は60日ほどで孵るらしいが、その期間の温度で性別が変化するなど、変わった性質を持っている。こういった小動物は気持ち悪いから駆除して、という人も多いが、こういった生き物がまったくいない状況というのも、ちょっと気持ち悪いと思うのだ。古い木造住宅に子供のころから住み、部屋に侵入してくるさまざまな生き物と日々対決していた私だからそう思うのかも知れないが。

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