タイトルは大仰だが、江の島巡りで見つけた食べ物ということで…。「生しらす丼」については、すでに紹介した。なので、今回はその他ということになるが、案外と地味になってしまった。これは女夫饅頭、もとは源義経ゆかりの饅頭らしいが、真相はどこに。
蒸し立てを、バラで売ってくれる。こしあんと粒あんの二種類。私は粒あんが大好物なので、迷わず4個注文する(5人で出向いたが、ひとりはあんこが大の苦手)。こしあんは白い皮、粒あんは茶色い皮。どっちでもいいが、茶色い皮は会津名物の「薄皮饅頭」をほうふつとさせて懐かしい。1個95円。
あっさりとした甘さのあんこで、アツアツであることも加わって美味しい。息子などは、だらだらちょっとずつ食べて長持ちさせていた。一気に食べた自分が悔しい。
途中、タコせんべい(生のタコを高温の鉄板の上で一気に潰して焼くというもの)や濡れせんべい(この湿り感がなかなか)の誘惑も逃げ切り(というより混雑でとても買えるような感じではなかったのだが)、最後にハマグリとサザエを買って帰った。これを、炭火で焼いて食すのだ。ハマグリ10個1,000円、サザエ8個1,500円である。
ハマグリは、どこで採れたものかわからないが、とにかく大粒であった。
サザエも、小粒ながらも立派なものであった。ちなみに、大3個2,500円というのもあったが、大きければいいというものではない(刺身用ならともかく)。
このように、焼き網の中央に置かれて焼かれるのであった。なぜ中央かということは、こいつが水を出すからで、垂れた水が炭の火を消さないようにという配慮からであった。
火を起こすのは大変だが、炭で焼いて食べると何でも美味しい。しかも、手をかざせばほんのり暖かい。遠赤外線の効果を再認識した一日であった。