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市民の森巡り―氷取沢市民の森(4)

「氷取沢市民の森」を紹介するシリーズの4回目(最終回)である。前回は、「大谷戸通り」から「大木の沢通り」までを歩いたので、今回は「いっしんどう広場」から「ふじづか休憩所」までを歩き、少し引き返して「うばのふところ広場」を経由して「おおやと広場」まで戻ってみたい。散策マップは、こちら。

http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/shiminnomori/hitorizawa.pdf

このシリーズの記事:
市民の森巡り―氷取沢市民の森(1)
市民の森巡り―氷取沢市民の森(2)
市民の森巡り―氷取沢市民の森(3)

今回も、虫が少し出てくるので、苦手な人は勘弁。でもかわいい蝶々(とか)ですよ。

撮影:キヤノンEOS 40D+タムロンA20E

「いっすんどう広場」から円海山の山頂近くを進む道。円海山とは、標高153mの小山である。近くに、円海山護念寺がある。明るく平坦で歩きやすい尾根沿いの道である。

おっとカメムシ発見。「アカスジカメムシ」というそのままの名前のカメムシ。この手の、見た目がハデなカメムシは、臭くない。

鉄塔発見。円海山は、横浜市では比較的標高があり、北部に向けて開けているためか、各種の無線送信所、中継所がある。これは、NHK-FMと横浜FMの送信塔である。

この看板を見ると、「NHK円海山FM放送所」とあるが、実際にはNHK-FM横浜放送局(JOGP-FM, 81.9MHz)の送信所である。NHK-FM横浜放送局を聴いているときには、ここから出る電波を受信しているわけだ。

エラー - NHK

下から鉄塔を見上げる。ごついアンテナが付いている。

「Y-FM」とは、横浜FM(JOTU-FM, 84.7MHz)の略である。

東京ガスの無線中継所もある。同じように、政府関係など各種の中継塔がある。

こちらの鉄塔は、木が邪魔して上の方は撮れなかったが、パラボラのようなアンテナが付いている。

「ふじづか休憩所」方面に進む。

休憩所に着く。ちょっと一息。このまま進んでしまうと、森を出て住宅地に入る。さらに進むと、バス停に至る。このバス停を過ぎると、「観音堂通り」に至る。

ちょっと引き返して、「うばのふところ広場」方面に向かう。けっこう急な斜面を下りてゆく。

「うばのふところ広場」。なぜに「うば」の「ふところ」なのかはよくわからない。休憩できるが、近くの大木にスズメバチの巣があるようで、大きなスズメバチが目の前を通り過ぎていった。危ない。

さらに下ると、「おおやと広場」に出る。これで、「大谷戸通り」に戻ったことになる。

「どうにわ通り」の方に進もうとすると、目の前にチョウが着地。しばらく被写体となってくれた。これは「イチモンジチョウ」。文字どおり、羽の一本線が美しい。幼虫は、このへんにたくさん生えているスイカズラ科の植物を食べる。

「氷取沢市民の森」シリーズもこれで終わり。次回は、この森に至るまでに入った「金沢自然公園」のおまけである。

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