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市民の森巡り―金沢市民の森(1)

横浜市「市民の森巡り」の新しいシリーズの始まりである。6月7日は、なかなかの好天であった。こういう機を逃してはならないと、朝早くから起きて、出掛けるのであった。行き先は、先だって紹介した「氷取沢市民の森」をはじめとする「市民の森」の集合地域である。今回は、「金沢市民の森」「金沢自然観察の森」の一帯を歩いたのであった。

散策マップは、残念ながらなし。行き先表示は複雑で、よく注意していないとすぐに迷う。この標識だけで、4つの行き先がある。ちなみに、「金沢市民の森」という行き先表示はない。

このマップを見ながらだと雰囲気がわかるかも。実は、このマップには「金沢市民の森」という名称がない。「横浜自然観察の森」と「金沢動物園」の間ほどが、「金沢市民の森」だ。散策マップがないなど、位置付けがちょっと違うのかも知れない。

http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/enkaizan_map/enkaizan.pdf

今回は、「金沢自然公園」の「しだの谷」から高速側に出て、G11からG12までを歩くところまでを紹介したい。これは極めて短い区間である。

撮影:キヤノンEOS 40D+タムロンA20E

「しだの谷」を出ると、高速沿いに、砂利のひかれた道をしばらく歩くことになる。

この道沿いは、基本的に雑草が生い茂るという感じで、見るべきものもないような感じだが、よく見ていけばいろんなものに出会える。これは、「コバンソウ」。特に説明の必要はなし。

まだまだ歩く。緩い下り坂である。脇が高速道路なので、かなり車の走行音がする。

雑草の中に「ホタルブクロ」。お馴染みと思うが、花の中をまじまじと覗いてみたら、けっこう面白い。

カマキリ(種類はわからない)の幼虫。こんなに小さくても、しっかりハンターのなりをしている。この季節、実に(いろんな)幼虫が多い。

至るところで、「ヘビイチゴ」が赤い実をつけている。食べてみたいと思うのだが、やはり食べられない。

「ホシハラビロヘリカメムシ」という長い名前のカメムシ。翅にある星模様、腹が広く、ヘリが出ているからという名前。カメムシの名前は、このように名は体を表す的なものが多い。

「ハクウンボク」の花はもう終わり。すでに実を膨らませはじめている。

「金沢動物園」のゲート(円海山口)を横に見ながら進む。ちなみに、入場料が必要。

高速の橋桁が脇に迫るあたりを歩く。

「あじさい」がいろんなところで花をつけはじめる。いろいろなバリエーションがあって楽しめる。

G12の分岐に来る。ようやく、「金沢市民の森」という行き先が出る。右に行けば「鎌倉天園」に至るということだが、かなりの難路だ。「金沢市民の森」方面に行った方がたやすいかも?どっちもどっちか。

次回、「関谷奥見晴台」(G15)あたりまで行けたら行ってみたいと思うのだが…。

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