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虫歯治療継続中!(1)

虫歯治療は継続モードに突入した。週一のペースで通い、根管治療を行うという繰り返しになっている。

前回のシリーズ:
虫歯本格治療開始!(1)
虫歯本格治療開始!(2)

今回は痛みはない。が、とにかく時間がかかったのだ。

前回は、診療時間半ばの時間に予約したので、前の人の治療が長引いたりして待たされることがあったのだが、今回は午後の診療開始と同じ時間の予約だったので、すぐに診てもらうことができた。もう勝手はわかっているので、名前を呼ばれてスリッパに履き替え、診療台に座る。先生登場、前回の予後はどうだったかという質問なので、しばらくして痛みが発生した旨伝える。そういうときには、ためらわず薬を飲んで下さいね、という先生。まぁ、飲むか飲まないかは微妙な痛さだったのだが、次にこういうのが来たら、痛み止めを飲んでしまおうかと思う。

塗るタイプの麻酔(パイナップル味だ)、1回目の麻酔注射、2回目の麻酔注射、と進む。今回は、特に説明はない。ただ、前回は慎重だったのか特に痛みは感じなかったが、今回はやや痛みを伴うものであった(上に痛みはない、って書いてあるじゃん。ウソつき!)。しかも2回目は、歯茎の表から入った針が、裏側から突き抜けているような妙な感触で、実際には突き出ているわけはないのだが、前回と違った状況に若干戸惑った。

今回、急いでいるのか作業がどんどん進む。注射が終わったら、詰めたものを除去しながら麻酔が効くのを待つという。この除去には、当然ドリルを使うので、いきなり「キーン」と来る。歯を削っているのか、詰め物を削っているのかさっぱり区別が付かないが、しばらくしたら「キーン」も終わり、またほじくる作業に移行するようだ。ちなみに、今回の「キーン」は、妙に頭蓋に響くような感じであった。前回のものとタイプが違うのだろうか?顎に響く、というよりは頭に響く、という感じだ。

今回は、ゼロから削るワケじゃないから、早く終わるかしらん♪とか期待していたが、それは甘かったようだ。根管を広げる処置、それが延々と続いた。15番、30番、Kファイルだのなんだのと先生の指示が飛ぶ。これは、根管を広げる器具のようだが、ずっと目を閉じていたので、外見はわからない。想像するに、番号によって太さが違う、歯間ブラシのようなものを想像してしまう。これが余りに長い時間続くので、もしかして難航している?と不安にもなってくる。先生も疲れてきたようだ。

そのうち、「メーター」の声とともに、電子器具が装着される。あとでわかったが、これは「キャナルメーター」と呼ばれる器具で、根管の長さを継続して神経処理に失敗のないようにするためのものらしい。そういえば、前回もこれを装着(口に端子を引っ掛けられる)され、電子音を聞きながら処置された記憶がある。ということは、これが出てきたということは大詰めということだ。キャナルメーターが取りはずされると、薬剤を塗布?そして詰め物をして終わりとなる。

起き上がって時計を見たら、もう1時間が経っていた。てっきり30分くらいかとおもいきや、意外に時間が経過していたのだ。先生もお疲れだ。処置の内容の説明をしてくれたが、虫歯の炎症で歯髄が狭くなっている(第二歯質?)、なので歯根の穴を見つけるのが大変だったが、全部見つかっているので、あとは順番に処置していくとのこと。大変ですいません、と声を掛けたら「仕事ですから!」と身も蓋もない返事。まぁ、確かにそうなのだが。

あとは、いろんな意味で歯が若いとか、気になることもいわれたが、果たして真相はどうなのだろうか?多分、いい意味ではないと思うが…。

というわけで、今回は治療後数時間を経過しても、特に痛みはないのであった。ただ、噛み合わせればそれなりに鈍い痛みはあるので、歯に力を入れるような運動は禁物だ。帰り際、「痛かったらすぐに薬、飲んで下さい。」と念を押されてしまった。やはり、無理はしない方がよい、というのが今の基調のようだ。

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