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通勤電車はストレスがいっぱい(7)―電車の乗り方

そろそろ写真ネタも尽きてきたので、手頃なつぶやきネタでいきたい。通勤電車シリーズだが、今回はむかっ腹も立ったところでタイミングもよいので、「電車の乗り方」とか行ってみようと思う。

おさらいすると、私は急行停車駅を利用するが、各駅しか使わない。ここが重要である。なぜ各駅しか使わないかというと、混んでいる電車が嫌いだから、である。無論、好きな人など(一部の異常性癖を持った人以外は)いないだろうが、現実的な話をすれば、新聞や本を読んだり、音楽を聴いたり、(今では)ゲームなどをしたりして、時間を有意義に使いたいのだ。だから、各駅停車を使うのだ。そもそも、到着時間は、5分も違わない。

だが、毎日似たようなパターンで駅を使っていると、「こんな乗り方はないんじゃない?」というような乗り方をする人が目に付く。そんなのを、愚痴がてら書いてみたい。

最初は、「スルッとさん」である。こういう名前は私が勝手に付けているので、気にしないように。たいていの駅では、乗車口あたりに三列で並んだりして、電車の到着を待っているものだ。乗換駅では、別方面から来た電車から降りた乗客が、ホームを歩いて移動することになるが、こういうときにはたいていホームの端っこ、すなわち並んでいる我々の前を横切って彼らが歩いて行くことになる。こういうときに電車が来ると、これはこれで危険なのだが、歩いている人は、たまたま自分の前に来たドアから「スルッと」乗ってしまう。つまり、並んで待っている人たちの前にたまたまいたので、そのまま乗ってしまいましたという感じで、見た感じ「スルッと」吸い込まれる感じなので、「スルッとさん」なのだ。ちゃっかりしているというか、無意識というか、これはまだ軽い方である。

次は、「ちゃっかりさん」である。急行などが止まる駅では、各停に乗る人、急行などに乗る人で、並ぶ場所が違うのが普通(たいていは隣り合っている)である。私は、当たり前だが各停の表示のある場所に並ぶ。各停に乗ろうという人は少ないので、数人がぱらぱらと並んでいる程度である。そこに、急行の表示のある場所に並ぶ人がいる。それはもちろん、何の問題もないのだが、そういうときはたいていは急行の並び口は人がいないので、最前列になる。だが、各駅の並び口には少ないながらも人が並んでいる。さて、各停の電車が来ると、各停に乗ろうとしていた人は乗車口に近づくが、こともあろうに急行乗車の場所にいた人はちゃっかり最初に乗ってしまう。つまり、各停の列にはいなかったけど、気が変わったか、確信犯だけど、いいよね?という感じだ。こういう人はけっこういて、これはたぶん無意識ではないだろうな、と思う。

最後は、「どっかーん野郎」である。私の利用する乗車口は、駅階段の脇あたりである。すると、駆け込み乗車とか(これもすごい表現だ)する人もいるのだが、電車が駅に止まり、下りる人がはけるのを待っていると、階段からものすごい勢いで「どっかーんと」列に突っ込み、人がおりきらない、当然誰も乗り始めてもいない状態で、勢いに任せて車内に入ってしまうという輩がいる。当然彼は、車内でお好みの場所に陣取り、くるっと振り返って「してやったり」、という表情で我々を見るのだ。してやったって言われてもなぁ、と思うのだが、得意そうな表情を見ると、何かを言ったり、そっちを見たりということも憚られる。ここは、見なかったことにしてそっとしておくということで、暗黙の了解ができている。

とまぁ、3つほどパターンを書いたが、ほかにもいろいろな乗り方がある。それらはそのうち紹介したいと思うが、そんなのを気にしていたら、毎日大変でしょうね、と言われそうなほどのものだ。だが、毎日だからこそ、気になるのだ。並んでいたら、その順で乗りたいだけのこと。変な知恵を働かせるなら、もっと世の中のためになる知恵を発揮してくれ、と思うのだ。

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